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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

GO! GO! USJ

もう何年ぶりになるだろうか?

ストレス発散したいのもあったし、USJ人気が盛り返してから一体どんな感じになってるのか、新しいアトラクションを体験したいと思ってたところ、昔からのネッ友さんが一緒に行ってくれることに。

昔行った時とガラッと変わってたところは、外国人観光客の多さ。

めっちゃめちゃ増えてた!

そんなこともあり、午前中から普通に混雑してた。


先ずはお目当てから制覇していくということで、ハリポタエリアへ。

キャッスルウォークから行こうとしたら、最初はめっちゃ並んだものの途中からスカスカに。

ここでおかしいと気付くべきだった。

ここでの最大の売り物はライド・アトラクションだということを。

このキャッスルウォークなんて、ハッキリ言って全然たいしたことなくて、単なる時間を無駄にしただけだった。

だって、中に入っても結局ライド系の行列と交差して待ちをくらったりと全然意味ねえ〜!って感じやったからね。

こんなもんそっちの列で待ってる時にも雰囲気味わえるしええやないかっていう。

このおかげで城の中を歩くだけなら30分ぐらい並んで入れてたものが、ライドアトラクションに乗るまで更に1時間40分ぐらいはかかったんちゃうかなあ?

当然面白かったけど、完全に待ち疲れしてもうたわ。

これだけで午前中終わってもうたからねえ。

結局ハリポタエリアのコースターには乗らず、次なる絶叫系へ。

なお、このハリポタエリアの最初の方で、「ワンド・スタディ」っていうのがあって、ここで魔法魔術学校のおじいちゃん先生が教えてくれる部屋があるんやけど、まあ5分ぐらいの内容を一日中毎日毎日延々と同じ演技をしてるのかと考えたらこちらの気が狂いそうになった(笑)

そりゃ演技も上手くなるわな(笑)

アレってシフトはどうなってるんやろうねえ?

時給制ではないとは思うんやけど。

そうゆう現実的な裏のことばかりが気になってしまうこの性分、何のためにストレス発散しに来てるんだか(笑)


続いて向かったのが、初体験のザ・フライング・ダイナソー。

待ち時間は2時間ぐらいになってたけど、結局1時間半ぐらいで乗れたかな。

これは今までに乗ったジェットコースターとはまた違った体勢で乗るので、新鮮やったなあ。

落ちていく時に脳天から突っ込んで行くような感じになるので、なかなかスリルもあったし、面白かった。


続けて向かったのが、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜。

後ろ向きに進むジェットコースターができてからはまだUSJに来てなかったからね。

100分待ちになってたけど、バックドロップの方がノーマルのやつよりだいぶ空いてたので、これは1時間ぐらいで乗れたんちゃうかなあ?

選曲はマイケル・ジャクソンの『Bad』で。

いや、ほんまにバックドロップと言うだけあって、ふわっと身体が浮いた後に、後頭部をシートで打ってまって思いのほか痛い目に遭ってもうたぞ。

後ろ向きだとどこでどうなるか予想できなくて、あの身体がシートから剥がされそうになるぐらい浮いてまう感覚っていうのは新鮮やった。

でも、景色が見えにくいという点で、気持ち良さはイマイチやったな。

普通にハリウッド・ドリーム・ザ・ライドの方が人気あるのもわかったわ。


この3つが当初のお目当てやったので、後はもう適当にって感じで。

何だかんだで毎回乗ってるスパイダーマン。

そして、定番のジュラシックパーク・ザ・ライドがなんとこの日からメンテで休止という残念なことになってしまい、締めでもう一度ザ・フライング・ダイナソーに乗ることに。

ところが、待ち時間途中で頭上で数分停止してるのを見た後に点検に入ってしまい、40分ぐらい止まってたかな?

ネッ友さんの帰る時間の都合もあって、並んでる途中もずっとギリギリ間に合うか諦めるか時計とにらめっこ。

まあポジティヴに考えると、すっかり日が落ちてきて天保山の観覧車のイルミネーションも綺麗になってきたりして、昼間とは全く違う景色で堪能できるな、と。

結局やきもきしながらほんまになんとかギリギリ間に合い、無事に締めることができた。

やっぱりフライング・ダイナソーが一番刺激的で面白かったかなあ。


降りたら急いで駅へと向かった。

もうナイトパレードの準備が始まっていてだいぶ焦った。

CMで今大々的に新しくなったことをやってたからほんまは観たかったけど、そんなこと言ってられない勢いで、皆とは逆行して競歩の選手のように駆け抜けた(笑)


わかってはいたけども、アトラクションを楽しんでる時間は一瞬で、トータルすれば圧倒的に待ち時間が占めるというのがこうゆうテーマパークでの常。

絶叫マシーン大好きなので、精神的にはだいぶスッキリできたけど、肉体的疲労の方はかえってストックされてしまった(笑)

なんぼこのお一人様が得意な自分でも到底一人ではよう行かんし、今回付き合ってくれたネッ友さんには感謝である。

それに絶叫マシーンが苦手な人だと存分に楽しめないしねえ。

後はまだ行ったことのない、東京ディズニーランドや富士急ハイランドなんかに付き合ってくれる人を募集したいと思う(笑)

♪Michael Jackson/『Bad』
 
 



     Michael Jackson『Bad』を聴きながら…。



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  1. 2018/05/31(木) 20:39:49|
  2. 芸術・文化・イベント|
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2012年に行った展覧会

もう3月も後半へ突入してしまいましたね。

ブログを書くことそのものにだんだん意味を見出せなくなってきてるので、なかなかやる気も出てきませんが、それでも備忘録程度にでも記録として残しておかないとっていう義務感でやっておきましょう(笑)

2012年に行った展覧会は13。

ちなみに2011年に行った展覧会は↓
http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-902.html


・『開館15周年記念生誕250年記念展 北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景』@美術館「えき」KYOTO

 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-902.html


・『デジカメ・ケータイでどんどん撮影できる!! 大トリックアート展』@大丸心斎橋店イベントホール[北館14F]

 トリックアートは遠近法・陰影法を駆使したテクニックにより、2次元の作品から3次元の世界を創り出すアート。
 この展覧会、デジカメ・ケータイでどんどん撮影できるっていうのが売り。
 体験型なんで、これは誰かと一緒に行った方が楽しい展覧会。
 逆に言うと、一人で行くとなんだかとっても孤独に感じてしまう展覧会(笑)
 写真撮ってても全然盛り上がりませんからねえ。
 やっぱり誰かと一緒にワイワイ言いながら、そのトリックの面白さを堪能するのが一番。
 写真も撮り放題なんで思い出にもなるし。
 全部で50点ほどあったのかな。
 でもヴァリエーションがあまり豊富でなかったので、さほど驚くこともなく、残念やっでしたね。
 もっといろんなトリックを見たかったです。
 なんせ一人で居心地は悪いし、写真も他人がすぐに写り込むからすぐに出ちゃいました。


・『草間彌生 永遠の永遠の永遠』、『COLLECTION』@国立国際美術館

 彼女のことはよく知りませんでした。
 とりあえずどうゆう作品が並んでるのか見ておこうと思って足を運んだわけです。
 いろいろ作品を見て最初の印象は「何が何だかサッパリわからん」の一言です(笑)
 まあおもいっきり抽象画なんで、わかりにくいのも当然なんですが、正直これらの一体何がどう評価されて芸術的価値が高いのかがよくわかりませんでしたね。
 音楽に関しては自分なりの価値基準っていうのはわりとしっかりとあるんですが、こういったアートに関してはそんなに知識や教養もないので、その芸術の良し悪しに関してよくわからないっていうのが本音です。
 ただ好き嫌いは言えますけどね。
 80歳にしてこの赤毛に水玉っていうのは見るからに相当のバイタリティーの持ち主だというのがわかります。
 彼女は自分のことを「天才」と言ってはばからず、しかも「ピカソやウォーホルを出し抜いてトップになる」と野心もいやはや凄い。
 死ぬまで描き続けて少しでも多く残したいのだそう。
 確かに彼女の抽象画っていうのは独創的で彼女にしかできない作風っていうのがあるようには感じました。
 ただ個人的にはそれほど面白いとは思わなかったんですよね。
 あくまでも好みの問題ですが。
 だから何でそんなに自分で自分のことを私って天才だなんて言えるのか?
 その理由さえもとんとわかりませんでした。
 まあわかる人にはわかる芸術的審美眼っていうのがあるんでしょう。  
 そもそも芸術の役割って何なんでしょうね?
 震災後よく考えます。
 この展覧会を見に来てる人達はわりと若い女性が多かったような気がします。
 彼女の作品を好きな人は一体どこに惹かれてるんでしょうね?
 色彩感覚かな?
 アートっていうのは何かしら「本質」を捉えていないと人の心には入ってこないでしょうしね。
 今回写真撮影OKな場所が三ヶ所あって、しかもブログやツイッターでどんどん感想を発信してほしいってことでした。
 『COLLECTION』も観てきたんですが、草間彌生以上に「芸術とは何ぞや?」な作品が多数(笑)
 どこからどこまでが芸術で、人は一体それの何をもって評価するのか?未だによくわかりません。
 ただ少なくとも自分にとって何か刺激を感じられるものがあればいいです。
 発想の驚きだったり、優れた技術だったり。
 面白いかどうか?って大きいです。

 


・『ホキ美術館開館1周年記念展覧会 存在の美 まなざし 微笑み 憂い』@ホキ美術館

 関東遠征の二日目で、ヘトヘトになってホテルでぐったりしてたんですが、千葉県のホキ美術館まで出向いてました。
 新宿からはけっこう遠かったですね。
 東京駅から京葉線に乗って蘇我駅で乗り換え、土気駅まで。
 そこからは徒歩で。
 土気駅からホキ美術館までは徒歩20分・・・のハズが着くまでに1時間ぐらい彷徨ってたかも?
 昭和の森をざっくりと探してたのが間違いで、美術館とは完全に逆方向に向かってしまったせい。
 おかげでただでさえ疲れてるのにますます足がパンパン。
 何でわざわざ辺境のホキ美術館まで足を運んだのかというと、世界でも稀な写実絵画専門美術館であるということと、地上1階地下2階の三層の回廊型ギャラリーという建築物への興味から。
 その独特の雰囲気を味わいたいがためにはるばると(笑)
 美術館は月曜が休館日のところが多いけど、ホキ美術館は火曜日とのこと。
 それもあって今回イイタイミングでしたね。
 今回は『ホキ美術館開館1周年記念展覧会 存在の美 まなざし 微笑み 憂い」ということで「人物」をテーマにした作品メイン。
 これって写真じゃないのか?!って見紛うぐらいの作品の数々に本当に見入ってしまいましたね。
 確かに近くに寄れば細かく丁寧に色を置いていってるのがわかります。
 これらの絵を印刷で見るとますます写真みたいですからね。
 リアルな絵大好きです♪
 個人的には印象派のようなモヤッとした作風よりも、写実主義の精密な絵の方が好みですね。
 どちらの絵も近くで見るのと遠くで見るのとでまたその絵の印象が違って見える面白さがあるんですが、ピンボケ派よりかはクッキリ派ってことになります。
 というわけで、中も外観もオシャレで自分好みの絵がたくさん展示されていたホキ美術館は本当にわざわざ足を運んできて良かったと思える最高の美術館でした!
 やっぱりこうゆう所でデートできる彼女が欲しいわ(笑)
 図録も欲しくなったもんなあ。
 今回ホキ美術館で特に気になった画家の人達は、島村信之、五味文彦、藤原秀一、野田弘志、青木敏郎、石黒賢一郎、原雅幸など。
 特にB2Fのギャラリーで15人の作家に「私の代表作」というテーマで制作依頼した作品の数々は見所。
 そしてそれぞれの写実主義への考え方も知れてかなり興味深かったです。

 


・『エジプト考古学博物館所蔵 ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実』@大阪天保山特設ギャラリー

 午後から行ったらなんと40分待ち!
 平日でもかなり混んでて長蛇の列が。
 こんなに並んだのエッシャー展以来。
 観客の年齢層は幅広かったです。
 それにしても他の展覧会に比べて入場料がバカ高い。
 自分は平日早割2000円のチケットでしたが、土・日・祝一般2800円ですからねえ!!
 まあそれだけ日本に呼ぶのにお金がかかってるっていうことでもあるんでしょう。
 さんざん焦らされて中に入って、先ずは入場の際の注意を受けてからオープニング映像を見させられました。
 後はもう空いてるスペースを探しながら人の少ないところを見計らってウロウロ。
 正面はどうしても混むので展示物の横にスルッと入り込むのが良し。
 展示場は、
 1.ツタンカーメンの歴史(新王国時代とは) 
 2.古代エジプト人 スピリチュアルワールド 
 3.ツタンカーメンのミステリー 
 4.世紀の発見ツタンカーメン王墓 
 5.ツタンカーメンの真実 
 6.黄金のファラオたち 

 …と6ステージに分けられ、およそ107点もの貴重な展示物がズラリ。
 今までにもこれ系の展覧会は観ましたが、今回の展示物の豪華さはなかなかのもの。
 やっぱり金を使ってるものは目を見張るものが。
 特にSTAGE-6は圧巻。
 何かルパンとか盗みに来そうな雰囲気もあったなあ(笑)
 これは展示や運搬も監視がかなり大変でしょうね。
 ただ、ミイラの展示はありません。
 で、1時間ぐらいで見終わりました。
 なるべく真ん前でじっくり見ながらってことになると当然もっと時間はかかるでしょうけどね。
 100以上も展示されてることを考えると随分早く回れたような気がします。
 やっぱり古代のロマンを感じましたね。
 何か久々に民族音楽に浸りたくなりました(笑)
 滅多にグッズとか買うことない人間ですが、今回ファラオのボールペンが面白かったので買って帰りました(笑) 
 昔はあれだけファラオの呪いなんてミステリーの一つになってたけど、今は科学が発達してDNA鑑定なんかから色々わかってきてるみたい。


・『尾田栄一郎監修 ONE PIECE展 ~原画×映像×体感のワンピース』@森アーツセンターギャラリー

 12:00~13:45入館指定で行ったら、平日にも関わらず既に長蛇の列が!
 先ずビルの入り口で入館引換券を入場券に換えるまでに随分並んだし、さらに52Fにある会場に行くためのエレベーター待ちでもかなり並んだので、会場に行くまでに40分ぐらいかかってたかもしれません…。
 わりと大学生ぐらいが多かった感じかな。
 映像の上映があるので、そこに関しては人数制限があるのでまた待たされることになるけど、それ以外はわりと空いてる所から見れたので、中に入ってしまえば意外と自分のペースで見ることができたので良かったです。
 ただ原画の前はどうしても混むけど。
 『ONE PIECE』に関しては少年ジャンプも全然読んでないし、全巻読んでないです。
 以前お付き合いしてた彼女に借りてコツコツ読んでたんですが、全巻制覇するまでにお別れしてしまったという(苦笑)
 アニメも観れる時に観てるような感じ。
 まあそれでもだいたい大まかな流れは把握しているつもり。
 中田ヤスタカがテーマ曲を作った動く原画シアターは期待したほどの内容ではなかったにしろ、興味深い映像の作りをしてたなあ。
 このONE PIECE展、ちゃんと原作を知らずに行ったらめちゃめちゃネタバレしまくってるので要注意(笑)
 個人的に一番見入ってしまったのは尾田栄一郎氏の実際の現場の机の再現。
 ちゃんといろんな資料のノートを作ってるんですね。
 それと実際に本人が解説しながらカラーイラストを描いていく映像が興味深かったなあ。
 やたら「楽しい色」っていうことを言ってました。
 常に子供が喜んでるところを意識してるみたい。
 ワンピース主要キャラの等身大フィギュアが展示してたんですが、これがかなり衝撃的。
 フランキーのあの巨大さはプロレスラーもビックリやし、ブルックもめっちゃ背が高い。
 ロビンもかなりデカ女で、しかもナミと二人でものすごい半ケツぶりでした(笑)
 あの胸のデカさと腰のくびれは尋常じゃない(笑)
 あれだけ尾田栄一郎氏の原画が展示してあると原作ファンはかなり満足したんじゃないでしょうか? 
 あの時あのキャラがどうしたこうしたとか、あのシーンで泣いただとか、そんな話に花を咲かせながら見て回るのも良し、お一人様でじっくり見てみるのも良し、親子、カップル、友達同士でも楽しめる展覧会。
 
 


・『怪獣絵師開田裕治とウルトラの世界展』@有楽町Loft

 これって入場料とるほどの展示数もなく、何かただのグッズ売り場と間違えるような感じの小っこい規模のもんでした(笑)
 それでも『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』の怪獣や宇宙人の造形ってそれだけですごくアーティスティックなので、アートもとても美しかったなあ。
 帰りにケムール人をモチーフにしたデザインのTシャツを購入。
 ガラモンも惹かれたけど着るのに勇気が(笑)

 


・『リアル・ジャパネスク 世界の中の日本現代美術』『<私>の解体へ 柏原えつとむの場合』『COLLECTION』@国立国際美術館

 展示してたのは、泉太郎、大野智史、貴志真生也、佐藤克久、五月女哲平、竹川宣彰、竹崎和征、南川史門、和田真由子といった人達の作品。
 何か自分より若い人達の作品ばっかりでしたけど(笑)、ぶっちゃけ何かよくわからない作品が多かったです(笑)
 『財宝』っていう作品があって、宝箱が置いてあったんですが、その中に入ってたのが金貨じゃなくて全部チョコパイ(笑)
 『<私>の解体へ 柏原えつとむの場合』っていう個展もやってました。
 神戸出身で、去年まで京都精華大学芸術学部洋画コースにて教鞭を執ってたんだとか。
 正直、これもあんまりよくわかりませんでした。
 芸術に関して向き合ってれば違うんでしょうけど。
 『国立国際美術館コレクション』は、セザンヌ、ピカソ、マン・レイ、エルンスト、デュシャン、藤田嗣治、草間彌生、ウォーホル、奈良美智などの作品がズラリ。
 以前に見たことあるのもけっこうありましたけどね。
 芸術って何なんでしょう?(笑)


・『エル・グレコ展』『コレクション 70年代日本の美術ー「もの派」を中心として』『宮永愛子 なかそら ー空中空ー』@国立国際美術館

 実はこの人よく知りません。
 サム・グレコなら知ってるんですが(笑)
 スペイン絵画黄金期の巨匠とか。
 大阪初上陸だそうで、51点を展示。
 肖像画と宗教画ばっかりで正直に言うとあまり自分好みの絵じゃなくてつまらなかったです。
 それでも最後にあった347cm×174mの『無原罪のお宿り』っていう巨大な油彩、カンヴァスは圧巻。
 あんなドデカい絵を描くのってどれだけのエネルギーが必要なんでしょうねえ?
 『コレクション 70年代日本の美術ー「もの派」を中心として』では、高松次郎、李禹煥、榎倉康二、狗巻賢二など。
 何かもうわけのわからん現代美術がいろいろ並べてありました(笑)
 あそこまで行くと言葉も出ないと言うか、芸術って何?コレの生産価値は何?とか頭の中がただただ???
 最後に観た『宮永愛子 なかそら ー空中空ー』これがこの日一番インパクトあったかな。
 ナフタリンを素材に使った芸術は初めて。
 なかなか美しくて不思議な空間でした。
 いろいろ芸術に昇華できるもんなんですね。
 本来なら芸術の感想なんて「良かった」とか「美しい」とか大雑把な一言でもいいんじゃないかなとも思います。
 だって芸術を目の当たりにした時の自分の感覚を言葉に翻訳するとあまりにも陳腐と言うか野暮と言うか、変換しきれっこないですからねえ。
 何か無理矢理語ろうとすればするほど違和感が出てきかねません。

 


・『大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年』@京都市美術館

 全部で89点。
 16世紀から20世紀までのヨーロッパ絵画が多数。
 風俗画、風景画、静物画と好きな感じの絵も多く、いろんなアーティストの作風でバラエティーに富んでたこともあり存分に楽しめました。
 有名どころとしては、ルーベンス、ドラクロワ、コロー、ルソー、シスレー、ルノワール、モネ、セザンヌ、ドニ、マティス、ピカソといったところ。
 他にもいっぱいいろんな画家の作品を時代ごとに展示してました。
 

・『展覧会 日本の映画ポスター芸術』@京都国立近代美術館

 1960年代を中心に約80点。
 レトロなポスターってとても味わいがあって大好き。
 横尾忠則の作品も多かったです。

・『シャガール展 ー愛の物語ー 2012』『祇園祭 ー霰天神山の名宝ー』@京都文化博物館

 シャガールの絵はもう何度も観てるんで自分の中ではお馴染み。
 それでも、やっぱり彼独特の作風、色使い、特に抽象的な絵には毎回何らかの刺激を受けます。
 一番印象に残ったのは、ユダヤ劇場の作品で、どれも大きな絵だったのであれは強烈に残りますね。
 特に『舞踊』の絵が気に入りました。
 シャガールは97歳まで生きたから遺ってる作品も多いんでしょうね。
 そして嫁さんが綺麗。
 その後は総合展示室で「京の歴史」をいろいろやっててこれがなかなか面白かったです。
 なんせ京都人ですから(笑) 
 羅城門の大きなミニチュア模型とかワクワクしたなあ~。
 こうゆう歴史ある街で生まれ育ったことは自分にも大きな影響を与えていますね。

 


・『特別展 北斎 —風景・美人・奇想—』@大阪市立美術館

 6週にわたって展示替をコロコロ。
 けっこう混んでました。
 浮世絵展は年寄りの人達も多いけど、北斎に関してはわりと若い人達も多かったです。
 大阪市立美術館での北斎展ということで、特集として「大坂と北斎」っていうのもやってたましたね。
 北斎は風景画や戯画が最高。
 ユーモアがあって、昔の人達の生活や自然な風景を垣間みれる楽しさ。
 何かやたらまんが日本昔ばなしを見たくなりました(笑)
 幼少期に初めて絵の美しさを感じたのが葛飾北斎の浮世絵。
 思えばそれが芸術への興味の第一歩。
 実際に目にした版画は色褪せてて「あれ?」っていう感じではありますけどね。
 復刻したやつの方が綺麗だったりしますし。
 それでもこれが海外へも影響を及ぼしたオリエンタルなオリジナリティかっていう感慨深さ。

 


2013年に入ってから既に以下の展覧会を観に行ってきました。

・『マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝』@神戸市立博物館
・『梅の花 アートアクアリウム展 大阪・金魚の艶』@大丸心斎橋店 北館14階イベントホール
・『フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活』@兵庫県立美術館
・『山本高樹 昭和幻風景ジオラマ展』@京都高島屋グランドホール<7階>



さらに、

・『リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝』@京都市美術館
・『ゴッホ展 空白のパリを追う』@京都市美術館
・『マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展』@京都文化博物館


は、もう前売り券も買ってるので、そのうちハシゴする予定。

そんなわけで、またまとめて振り返ることになるのかどうか?(笑)

書くのが面倒くさくなるぐらい会場に足を運ぶかもしれませんね。


♪中田ヤスタカ/『パノラミック・エクスペリエンス』
 
 


     中田ヤスタカ『パノラミック・エクスペリエンス』を聴きながら…。


  1. 2013/03/19(火) 02:58:34|
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関東遠征記・3/19<ホキ美術館篇>

旅の疲れがそんなに癒えないうちに、この日は千葉県まで出向くことに。

次の日の幕張メッセがどの辺にあるのか知りたいこともあって、わざわざ京葉線で海浜幕張駅を通るルートで。

しかも特急に乗ったので随分割高になってしまったけど、快適な車窓の旅ではありました。

蘇我駅で乗り換えて土気駅まで行き、そこから徒歩でいざ昭和の森にあるホキ美術館へ。

途中でラーメンを食べて腹ごしらえもすんで、美術館でグーグーお腹が鳴る心配もなくなったわけですが、そこから美術館へ行くのにめっちゃ迷うことになります。

土気駅からホキ美術館までは徒歩20分・・・のハズが着くまでに1時間ぐらい彷徨ってたかも?

昭和の森をざっくりと探してたのが間違いで、美術館とは完全に逆方向に向かってしまったせい。

おかげでただでさえ疲れてるのにますます足がパンパン。

わかりにくい場所にありましたねえ。

そんなアホみたいな苦労をしてたどり着いたホキ美術館は外観からしてとても惹き付けられるものがありました。

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何でわざわざ辺境のホキ美術館まで足を運んだのかというと、世界でも稀な写実絵画専門美術館であるということと、地上1階地下2階の三層の回廊型ギャラリーという建築物への興味から。

美術館は月曜が休館日のところが多いけど、ホキ美術館は火曜日とのこと。

それもあって今回イイタイミングでしたね。

今回は『ホキ美術館開館1周年記念展覧会 存在の美 まなざし 微笑み 憂い』ということで「人物」をテーマにした作品メイン。

これって写真じゃないのか?!って見紛うぐらいの作品の数々に本当に見入ってしまいましたね。

確かに近くに寄れば細かく丁寧に色を置いていってるのがわかります。

これらの絵を印刷で見るとますます写真みたいですからね。

リアルな絵大好きです♪

個人的には印象派のようなモヤッとした作風よりも、写実主義の精密な絵の方が好みですね。

どちらの絵も近くで見るのと遠くで見るのとでまたその絵の印象が違って見える面白さがあるんですが、ピンボケ派よりかはクッキリ派ってことになります。

というわけで、中も外観もオシャレで自分好みの絵がたくさん展示されていたホキ美術館は本当にわざわざ足を運んできて良かったと思える最高の美術館でした!

カップルもけっこう多かったです。

いつも買わない図録も欲しくなったもんなあ。

今回ホキ美術館で特に気になった画家の人達は、島村信之、五味文彦、藤原秀一、野田弘志、青木敏郎、石黒賢一郎、原雅幸など。

特にB2Fのギャラリーで15人の作家に「私の代表作」というテーマで制作依頼した作品の数々は見所。

そしてそれぞれの写実主義への考え方も知れてかなり興味深かったです。

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♪サカナクション/『目が明く藍色』





    サカナクション『目が明く藍色』を聴きながら…。



  1. 2012/04/24(火) 04:42:37|
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2011年に行った展覧会、そして2012年最初に行った展覧会

2011年もそれなりに興味のある展覧会には足を運びました。

今日はそれをざっとまとめた総集編。

ちなみに2010年はこんな感じでした。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-879.html



全部で14のイベントに足を運びましたね。

それでは振り返ってみましょうかね。



・『からだ=未知なる小宇宙 人体の不思議展 最終公開』@京都市勧業館 みやこめっせ 地下一階 第1展示場
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-879.html

・『ウフィツィ美術館 自画像コレクション 巨匠たちの「秘めた素顔」1664-2010』『コレクション 3』@国立国際美術館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-879.html

・『石井美千子 人形展 昭和のこどもたち』@阪神梅田本店 8階催場
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-883.html


・『映画公開記念 手塚治虫のブッダ~限りなく広がる創造力~』@手塚治虫記念館

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 手塚マンガは読んだことないんですが、アニメは子供の頃に自ずとたくさん観てましたね。『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『ふしぎなメルモ』『悟空の大冒険』、角川映画の『火の鳥』や最近では『ブラック・ジャック』なんかでしょうかねえ。
 今回、『映画公開記念 手塚治虫のブッダ~限りなく広がる創造力~』っていう企画展をやってました。ブッダは完全にフィクションだそうですが、それにしてもマンガで宗教を扱ったっていう手塚氏のチャレンジ精神が凄いですね。
 GW中ということで親子連れがほんまに多かったですね。一番印象的だったのは手塚治虫という人のマンガやアニメに対するどっぷり愛具合!想像して描くのが大好きやったんやろうなあっていうのがビッシビシ伝わってきました。ヲタの元祖ですよね(笑)。


・『アニメ40周年ルパン三世 ルパン三世展』@美術館「えき」KYOTO

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 ルパン三世の歴史を追いつつ、モンキー・パンチのマンガ原画やアニメの貴重な資料の数々などを展示。
 『ルパン三世』はPart1の時は内容がほんまに大人向けで、子供ながらに「ええんかな?」みたいなシーンとかあったもの。
 2になると大衆化したけど、1も2も音楽がオシャレでしたね。
 ただ3のOP曲『セクシー・アドベンチャー』はいただけなかったです(笑)。
 そういえば『ルパン三世展』でパイロット版を上映してたんですが、峰不二子がボロ~ンと胸を露出させられるシーンがありました。
 ドロンジョ様やラムちゃんとかも昔のアニメって平気で乳首出してたけど(笑)、最近のってどうもアウトっぽいですよねえ? いつからでしょうか?
 
 
・『没後150年 歌川国芳展【幕末の奇才浮世絵師】』@大阪市立美術館

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 この美術館は実は初めて。天王寺公園内にあって、先ずは公園の入場料150円を払って中に入らなければならず、ちょっと面倒くさいです。
 それでも天王寺公園には花や緑、噴水もあって大阪の街特有のせかせかしたテンポとは違ったゆったりしたテンポが流れていました。こんな感じならたまにはここで読書なんかしてみるのも悪くないと思いましたね。遠くには通天閣も見えます。
 歌川国芳展に行ったのは単純に浮世絵が好きだから。ただし彼について詳しいわけではありませんでした。武者絵、役者絵、美人画、風景画、戯画、子ども絵、動物画などなどとにかくそのヴァリエーションの豊富さと作品の多さにビックリ!!
 何より歌川国芳という人のアイデアと想像力の素晴らしさに圧倒されましたね。このユーモアはどこから出てきたんやろうか?とすっかり感心。こうゆう日本の文化をもっといろんな世代の人達や海外の人達が関心を持てば面白いのにって思いました。


・日独交流150周年記念『日独交流150周年記念 ハンブルク浮世絵コレクション展 -初公開!!写楽・歌麿・北斎・国芳が里帰り-』@相国寺承天閣美術館

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 相国寺承天閣美術館は勿論相国寺の中にあったんですが、その相国寺は何のことはない、同志社大学の隣にありました。そういえばこんな寺あったなあ、みたいな(笑)。学生時代は全然関心なかったもんで。御所はたまにぶらぶらしてたんですけどね。
 相国寺承天閣美術館はお寺の中にあるだけあって、建物やら庭やら和風の趣がある所でした。その中で『ハンブルク浮世絵コレクション展』を観てきたわけです。葛飾北斎、歌川広重、喜多川歌麿、鈴木春信、東洲斎写楽などメジャー絵師の作品が充実!
 元々浮世絵の美しさに惹かれたのは幼少期の切手が最初。永谷園のふりかけでは洋画よりも浮世絵のカードが目当てでした(笑)。江戸時代の人々の生活や当時の日本の風景の美しさを垣間みれることや、ユーモア溢れた創造性にとても刺激されますね。
 浮世絵展以外にも今は特別に横山華山筆『祇園祭礼図巻』というのも展示してました。祇園祭山鉾巡行を絵巻にして見るとなかなか壮観。


・『フェルメールからのラブレター展 コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ』@京都市美術館

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 タイトル通り17世紀のオランダのコミュニケーションをテーマに風俗画をいろいろ展示。
 この展覧会、展示してる作品が少なすぎ!43作品って。そのうちフェルメールは3作品。今まで行った展覧会の中でもかなり物足りなかったです。ちなみにフェルメールはダリが絶賛。11人の子沢山で42、3歳で没。
 

・『日本画 きのう京あす』@京都府京都文化博物館

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 早い話が京都の画家さん達の展覧会。こちらはフェルメール展とは違って200点以上もの作品が。いろんな作風のものを見れて、こちらの方が楽しめました。あまり芸術の良し悪しはわかりませんが。
 フェルメール展の方はわりとカップルや若い子もそれなりに多かったんですが、この『日本画 きのう京あす』の方はお年寄りが圧倒的に多かったですね。まあ確かにデートコースとしては京都市美術館でロマンチックな西洋画を見る方が様になるでしょうけど(笑)。


・『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』@兵庫県立美術館

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 最初に先ずアリエッティの世界を体感!実写映画のように作られた小人の家のセットにはたくさんの家族連れもワクワクしてたと思います。ゴキブリも巨大でした(笑)。
 種田陽平さんって今まで知らなかったけど、数々の映画で美術監督を。『スワロウテイル』『キル・ビルVol.1』『ザ・マジックアワー』『イノセンス』など、この人がイメージした映画美術に気付かずに入り込んでたことになります。
 「現実(リアル)と虚構(ファンタジー)を融合(フュージョン)させる。」っていうキャッチコピーのこの展覧会。なるほど、後半では映画の世界観を創造、表現するイメージ芸術の面白さを垣間見せてくれたと思います。


・『神戸ビエンナーレ2011・プレ企画「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」ー天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女ー』@神戸市立博物館

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 ちょうどジブリも続いてタイミング良かったなあって思います。
 アニメーションの背景ってこんなにも美しいものだったのかと改めて気付かされたこの展覧会。特に映画のような大画面で見せるともなると本当に細かい部分まで描く必要があるわけで。その膨大な労力の結集でああやって作品になってるって凄いですよね。
 『じゃりン子チエ』の背景画は水彩画の味があって良かったなあ。後は『時をかける少女』の背景画の細かさには見入ってしまったし、『もののけ姫』や『かちかち山』で描かれてた自然の風景は美しかったなあ。今度作品観る時は視点が変わりそう。


・『新作約60点に代表作をあわせて110余点を一堂に 昭和・メモリアル 与勇輝展』@大丸ミュージアムKOBE

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 戦時中をテーマにした人形が多かったんで、前に見た石井美千子さんの人形よりも何か憂いをおびてましたね。
 昭和の戦時中の映像なんか見てたら何か北朝鮮や原発事故後の日本と非常にカブるものがあって複雑な気持ちになりましたね。それでも人形達は今にも動きそうなぐらい素晴らしいフォルムでした。人の念や魂が宿るっていうのもわかる気がします(笑)。
 

・『世界制作の方法』『アンリ・サラ』『大阪市立近代美術館 & 国立国際美術館 中之島コレクションズ ピカソ、モディリアーニからウォーホルまで』@国立国際美術館

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 『世界制作の方法 "Ways of Worldmaking"』ではエキソニモ、パラモデル、伊藤存+青木陵子、クワクボリョウタ、木藤純子、鬼頭健吾、金氏徹平、大西康明、半田真規という9組のアーティストの作品を展示。
 各アーティストの部屋に間仕切られ、そこにそれぞれの世界が広がっていました。どれもが個性的で、よくこんなことを思いついたなあと感心するもの多し。プラレールで表現してみせてたり、Twitterまでアートに組み込んでたり、斬新なアートも。
 最近のアートはインスタレーションっていう空間芸術も多いけど、これってある種のLIVE感覚があるのが面白いところ。芸術作品を見てると、決して生産的な行為でもないし、これに一体何の需要があるんだろう?って考えてしまうこともしばしば。

 「アンリ・サラ」展はサウンドと建築をテーマにした映像作品。どう解釈していいのかはサッパリわからないけども(笑)あの音と映像のある空間が独特の不思議な空気を醸し出していたのは確か。5.1chサウンドが心地よかったなあ。
 
 『中之島コレクションズ』はもう一度見たかった作品が見れて良かったり、意外と有名画家の作品があって驚きました。ユトリロ、モディリアーニ、ダリ、キリコ、マグリット、エルンスト、ピカソ、カンディンスキー、ウォーホル、佐伯祐三、奈良美智など。

 アートの価値っていうものを考えると人によっても違うのかもしれません。個人的には言葉にできない何かが心の中で沸々とわき上がってくる感覚、あの刺激的な体験は人間の可能性や内的宇宙への冒険みたいなものを感じさせてくれてるような気がします。



・『ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション』@京都市美術館

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 有名画家の作品が多いこの展覧会、さすがに人気があって、老若男女、人も多かったですね。
 この展覧会では、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、ロートレック、ルノワール、ドガ、マネ、ピサロ、モネ、モリゾ、シスレー、コロー、カサットなどの絵を83点展示。4ブロックに分けて、印象派・ポスト印象派の作品を展示していました。
 印象派の作品は以前は全然好きじゃなかったんですけどね。何かもやもやっとした感じで(笑)でも印象派の絵ほど近くで見た時と離れて見た時のギャップを感じ、それ故に美しさに感心してしまう絵もないので、生で見る面白さをより味わえます。
 印刷物で見る印象派の絵なんてものはハッキリ言って何の価値もないですね。まあ印象派に限らないですけど。それぐらい実際の絵を見て感じるものは全然違うということです。こうやって頻繁にアートを鑑賞するようになって気付いたことですけどね。


そして、今年最初に観たのが次の展覧会。

実家から帰ってくる時に寄ってみました。


・『開館15周年記念生誕250年記念展 北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景』@美術館「えき」KYOTO

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 葛飾北斎の浮世絵をじっくり見れる機会とあってこりゃ行かなあかんな、と。
 北斎の浮世絵といえば切手の国際文通週間シリーズや永谷園のふりかけに入ってたカードでお馴染み(笑)。正直に言っちゃうと、元々の版画は全部色褪せてしまったのか、最初に浮世絵に受けた衝撃とは程遠いくすんだ感じがあまり感動を運んで来ませんでした。
 北斎の浮世絵も印象派の絵みたいにちょっと離れて見た方が綺麗なように感じましたね。
 富嶽百景の方は絵本ということでモノクロのぼかし摺り。こちらの方が素直に細やかさに感動できた気もします。マンガのルーツ的なものが伝わってきました。
 北斎の冨嶽三十六景と富嶽百景の他にも、鳥居清長とか安藤広重とか歌川国芳なんかの富士の作品も数点ありましたが、これらの方が色としては綺麗でしたねえ。それだけ保存状態が良かったっていうことなのかもしれません。
 今回の冨嶽三十六景は色から当時の味わいは感じられても、正直今の技術で印刷したものの方が綺麗に見えました…。版画だとそうゆう部分もあるのかもしれませんね。


なお、番外編として、去年何年ぶりかに演劇を観たので、その感想も記録として残しておこうと思います。

・2011.12.1 『ヴィラ・グランデ青山 ~返り討ちの日曜日~』@サンケイホールブリーゼ 出演/竹中直人、生瀬勝久、山田優、谷村美月、松下洸平、田口浩正

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 生で演劇を観るのは長塚京三と若村麻由美の『オレアナ』以来かも?
 とにかく竹中直人と生瀬勝久っていう顔合わせだけでも十分楽しめました。さすが槍魔栗三助から劇団歴長いこともあって生瀬さんと田口さんは声の通り方が全然違いました。やっぱり演劇の発声って全然違いますね。その不自然さも日常に見えてしまう不思議さ。
 竹中直人さんはあの表情の豊かさと動きの面白さが飛び抜けていて、存在そのものがコメディと言ってもいいほど(笑)。あの独特さ故、いろんな作品から引っ張りだこになるのも納得。コメディは特にテンポとか「間」が命。共演者と息がいかに合うか?っていうのもその日の出来に大きく関わるでしょうね。
 若手として山田優、谷村美月、松下洸平の3人はベテラン勢にうまく引っ張ってもらってたように感じました。山田優はさすがモデルだけあってスタイル抜群、脚は長いし細い!谷村美月は若いけどうまい。松下洸平は爽やかなイメージでした。後、田口浩正はイイ味出してましたね。名脇役一直線(笑)。
 この『ヴィラ・グランデ青山 ~返り討ちの日曜日~』は劇作家・演出家倉持裕氏が作・演出。話の内容そのものはそんなにたいして特別な話じゃないけど、セリフ回しでめちゃめちゃ面白く感じてしまうっていう演劇ならではの世界でした。だからラストもあんなんやろうなあ(笑)人に引き込まれた感じ。
 今回わりと後ろの方の席でしたけど、前の方で観れたらもっと引き込まれたやろうなあって思います。それと演劇を観に来る人たちの客層ってけっこう高めなんですね?音楽では何かジャズの客層に近い気がしました(笑)。普段映画やドラマで見慣れてる人達が舞台で芝居をするとまた全然違うっていう面白さを実感。
 演劇もLIVEも生モノ。ステージ上から伝わってくる生命のオーラ、あの等身大感覚は共通。生モノだからやり直しもできないわけで、やっぱり多少セリフをとちっちゃったりとかはあるんですね(笑)。そうゆうのも新鮮に感じたなあ。だからこそどこかにいつも緊張感っていうのも感じずにはいられないっていう。
 ヴィラ・グランデ青山のセットもすごく綺麗で、場面転換の際の工夫とか、そうゆうところから舞台の裏側に携わってる人達の才能や努力も垣間見えて、興味深かったです。どんな作品も仕事も全てチームあってこそ。


2012年もできるだけ興味のあるイベントには足を運んで、この目でしっかと観て、いろいろ感じていきたいと思います。

心の肥やしにしていきたいですね。

とりあえず『大トリックアート展』@大丸心斎橋店北館14Fイベントホール、『草間彌生 永遠の永遠の永遠』@国立国際美術館、『ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実』@大阪天保山特設ギャラリーは観に行きます。


LUPIN THE BEST!PUNCH THE ORIGINALS! ルパン三世 オリジナル・サウンドトラック・コンピレーション

というわけで、今日はチャーリィ・コーセイ『ルパン・ザ・サードの歌』で締めたいと思います。

シブいですね。






     チャーリィ・コーセイ『ルパン・ザ・サードの歌』を聴きながら…。



  1. 2012/01/03(火) 17:39:45|
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2010年に行った展覧会、そして2011年最初に行った展覧会

今回も本来なら正月休み中にやっておくべきことやったんですけどね。

なんだかんだでまとめるのに時間がかかってしまいました。


2010年もたくさんいろんな展覧会に行きました。

どんな展覧会に行ったのか、振り返っておきたいと思います。


ちなみに2009年に行った展覧会はこちら。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-819.html


・『THEハプスブルク Treasure of the Hapsburg Monarchy』@京都国立博物館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-836.html

・『堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館 開館10周年 リクエスト展』与謝野晶子文芸館常設展『与謝野晶子 生涯と作品』[第3期]』@堺市立文化館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-837.html

・『トリノ・エジプト展 -イタリアが愛した美の遺産-』@神戸市立博物館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-842.html

・『大恐竜展 知られざる南半球の支配者』@大阪市立自然史博物館[ネイチャーホール花と緑と自然の情報センター2F]
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-844.html

・『麗子登場!! 名画100年・美の競演 神奈川県立近代美術館×兵庫県立美術館』@兵庫県立美術館

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 岸田劉生「麗子立像」は印刷では全くわからないぐらいの色鮮やかさでした。

・『ルノワール-伝統と革新』『死なないための葬送ー荒川修作初期作品展』『コレクション1 荒川修作と1960-70年代の美術』@国立国際美術館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-850.html

・『印象派とモダンアート』@サントリーミュージアム[天保山]

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 モネ、ピサロ、ピカソ、シャガールなどなどいろいろ展示されていました。個人的には印象派の絵ってあんまり好きじゃなかったんですけどね。なんだかモヤモヤしてて(笑)。それでもあれこそ直に生で見ないと本当の価値がわからない絵だと思います。

・『美しき挑発 レンピッカ展 -本能に生きた伝説の画家-』@兵庫県立美術館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-851.html

・『水木しげる・妖怪図鑑』@兵庫県立美術館

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 親子連れでいっぱいでした!たくさんの妖怪の絵を見てあーだこーだとみんな楽しげに話をしてましたね。オレも子供の頃に妖怪入門やら妖怪大百科やらでよく目にした水木さん直筆の妖怪達を見てすっかり懐かしい想いに浸りました。

・『ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち』@京都市美術館

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 レンブラント、ミレー、モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、ドガ、マネ、コロー、ピサロ、ベラスケスなどメジャーな画家の作品が多かったのでゴージャスな感じがしました。一昨年のルーヴルのよりかいろいろ楽しめましたね。
 
・『フィギュアの系譜 土偶から海洋堂まで』@京都国際マンガミュージアム

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 初めて入りましたが、家族連れや外人の観光客も多いし勿論ヲタクな感じの人までいろんな人達が熱心にマンガに読みふけってるのが面白かったです。「フィギュアの系譜 土偶から海洋堂まで」も懐かしいおもちゃを見れただけでなく、勉強にもなったし良かったですね。

・『「横尾忠則 全ポスター」展』『束芋 断面の時代』@国立国際美術館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-857.html

・『ボストン美術館 浮世絵名品展 錦絵黄金時代ー清長、歌麿、写楽』
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-860.html

・『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』@国立国際美術館

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 この日は文化の日ってことで入場料無料。それをすっかり忘れててコンビニでわざわざ前売り券を買って行ってしまったことを後悔…。そのせいか祝日のせいかマン・レイの人気のせいかよくわかりませんが人は多かったです。
 感想はと言うと、正直あんまりよくわからなかったんですけどね(笑)。 元々マン・レイって誰?って感じでしたし(爆)。人の写真が多かったけど、抽象的なオブジェとか作品の方が興味深く見れたでしょうか。

・『地球最古の恐竜展』@ATCミュージアム

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 祝日ということで家族連れが多かった!そして意外と女性も多かったです。太古のロマンを感じたい人達ってたくさんいるんですね。男の子はたいてい恐竜は大好きでしょうけど。
 恐竜が地球を闊歩していた時代の長さに比べたら、人類の歴史なんてまだほんの一瞬にしか過ぎないっていう。ましてや一人の人間の一生なんて…。でももしかしたら人間は恐ろしい勢いで地球を蝕むウイルスみたいな存在なのかもしれないですね。

・『ナポリ・宮廷と美 カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで』@京都文化博物館

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 あんまり有名な人の作品はなかったし、圧倒的に中世の宗教画が多かったですが、綺麗な作品が多かったように思います。
 
・『ザ・コレクション・ヴィンタートゥール』@兵庫県立美術館

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 ポスターにもなってたゴッホの絵は『郵便配達人 ジョセフ・ルーラン』1枚だけ(笑)。
 でもゴッホの他にゴーギャン、ピカソ、ルノワール、ルソー、ジャコメッティなどなど有名画家の絵や彫刻が多数展示されてたんで、思ってたよりも楽しめました。絵も生で見ないと印刷物とは全然違いますね!距離感によって見え方が全然変わります。

・『ポスター天国 サントリーコレクション展』@サントリーミュージアム[天保山]

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 このサントリーミュージアムは今までに何度も足を運んでいろんな展覧会やIMAX3Dシアターで映画を観たりしてきましたが、去年で閉館に…。想い出の場所がまた一つ無くなり、寂しいもんですね。
 「16年間ありがとう!選りすぐりの400点大公開」ということで、アール・ヌーヴォー、アール・デコ、ポップアート、グラフィックアートなどとポスターの歴史を堪能。
 ポスターは館内の通路の壁面にまでたくさん展示されてましたね。中でも一番印象に残ったのはミュシャみたいな上品なのではなく、日本の昭和レトロチックなポスターの数々でしたね(笑)。ポスターってその時代の背景が見えるのが面白いです。
 
・『誕生100年記念 ローズオニールキューピー展』@美術館「えき」KYOTO

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 平日ということもあって人はスカスカ。そしてどう見回しても男性はオレ一人(笑)。そりゃわざわざキューピーさんを見に行く男なんておらんわなあ(爆)。
 キューピー誕生から100年。随分レトロチックなものもたくさん展示されていて面白かったです。最近のキュージョンなんかも負けず劣らず面白いですけどね。未だに愛され続けてる愛くるしさが素晴らしい!


去年の収穫としては、前まで全然好きじゃなかった印象派の絵を楽しめるようになったことでしょうか。

アレは本当に印刷ではわからないですからね。

どの距離で見るかによってすごく変わるので、それがとても面白いです。

そうするとやっぱりわざわざ足を運んで生で見て良かったって思えるんですよね(笑)。



そして2011年になって最初に行った展覧会が、あの何かと問題になっていた例の

・『からだ=未知なる小宇宙 人体の不思議展 最終公開』@京都市勧業館 みやこめっせ 地下一階 第1展示場

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 外から見るとあんまり人通り無かったのが、中に入ってみるといっぱいの人!さすが人気は健在。
 『人体の不思議展』に行ったのはこれが3回目。今回は最終公開ということで、これは行っておかんとな、と。さすがにもう初めて見た時ほどの衝撃は無かったですが、人体解剖という視点を持たせてくれました。
 やっぱり人体の輪切りとか見せられると凄いですし、自分の身体もこんなのが入ってるんやなあってあれこれ考えさせられます。煙草吸う人はあの真っ黒けの肺を生で見るべき!人体の構造を知ると本当に生物の起源の不思議を感じずにはいられません。

 そして、

・『ウフィツィ美術館 自画像コレクション 巨匠たちの「秘めた素顔」1664-2010』

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 正直言って自画像って興味なかったんですが、いろんなメジャーな画家達の自画像が一堂に集まったものを見ると個性を見比べる面白さもあり。
 ウフィツィ美術館展と同時に『コレクション 3』もやってたんで見てきましたけど、こっちの日本の現代美術の方がわけわかんなくてインパクトがありました(笑)。中にはこれを芸術と言っていいのか?っていうようなものもありましたが。


今年はどうもあまりそそられる展覧会が近くでは無さげです…。

一応足を運んでみようかと思ってるのは

・大英博物館 古代ギリシャ展(仮)@神戸市立博物館
・森村泰昌 なにものかへのレクイエム@兵庫県立美術館
・風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから@国立国際美術館


本当は、東京の国立新美術館でやってる『シュルレアリスム展ーパリ、ポンピドゥセンター所蔵作品によるー』名古屋市美術館でやってる『没後120年 ゴッホ展』に行ってみたいんですけどね。

関西にも来てくれりゃいいのに。

それといつか必ず行ってみたいと思ってるのが、去年千葉にできた「写実の殿堂」ホキ美術館

旅行がてら、ちょっと遠出してみようかな?

美術館って月曜日が休みの所が多いからそれが個人的にはつらいところ…。


音楽ほどの衝撃はないんですが、美術も実際に生で見てみないとわからないことっていろいろありますからね。

正直言ってその中でもいつまでも記憶に残ってるものっていうのはごくごく一部でしかないんですけど(笑)、そのほんの少しの衝撃の感覚を蓄えておきたくて足を運んでるようなもんです。



今日はKing Crimson(キング・クリムゾン)『21st Century Schizoid Man 21世紀の精神異常者』をどうぞ♪

プログレっていつもアートなものを感じるんですが、この曲なんかはまさにそうですね。





     King Crimson『21st Century Schizoid Man』を聴きながら…。



  1. 2011/02/24(木) 13:05:39|
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浮世絵の美人ってほんまに美人やったんやろうか?

日曜日に神戸市立博物館まで『ボストン美術館 浮世絵名品展 錦絵黄金時代ー清長、歌麿、写楽』に行ってきました。

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先月に京都市美術館まで『ボストン美術館展』を観に行ってきたばかりですけど(レポはまだ…)、ボストン美術館には浮世絵が版画は5万点、肉筆画は700点も収蔵してるそうです。

その中から今回144点が展示されていました。

浮世絵がこれだけ海外で保存されていたっていうのは、それだけ海外の人達が見ても魅了される独特の美しさがあったっていうことなんでしょうね。

オレも浮世絵は子供の頃から大好きで、あまり美術に興味がない本当に小さい頃から魅了されていました。

というのも、切手の中に「国際文通週間」「切手趣味週間」っていうシリーズがあるんですけど、それらの中で浮世絵がたくさん使用されていて、子供ながらにその美しさにハマってたんですね。

なんせ当時はたくさん切手を集めてたもんで(笑)。

独特の色合いに魅せられたっていうのもあるんですが、同時に当時の人達の生活や文化が垣間見えるところに凄く創造力をかきたてられたっていうのがあります。

中でも安藤広重『東海道五十三次』葛飾北斎『富嶽三十六景』のような風景画が大好きでした。

永谷園のふりかけの中に昔アートのカードがおまけでついていたんですが、浮世絵目当てで買ってたことありましたね(笑)。

で、マネモネルノワールだそんなモヤモヤした洋画なんかいらんわ!みたいな感じでした(爆)。


さて、会場は日曜日の午後ということもあってなかなかの人の入り具合。

展示作品はというと、

鳥居清長
喜多川歌麿
東洲斎写楽
黄金期の三大絵師をとりまく大家たち
版本と肉筆画


というコーナーに分かれていました。

ちなみに音声ガイドは市川亀治郎が担当してたみたい。

それからこの後には神戸市立博物館が所蔵してる作品もいくつか展示されていましたね。

率直な感想を言わせてもらうと、思ってたよりか地味でしたねえ(笑)。

生で見るとこんなに「淡い」のかっていうぐらいほとんどが「薄い」色の感じでした。

色あせてきたせいもあるんでしょうかねえ?

普段本とかで見てるものの方がコントラストがハッキリしてるように思いましたね。

ヘタしたらそっちで見てる方が綺麗かもしれません(笑)。

それでもおよそ300年も前のものっていうことを考えるとその「味わい」みたいなものを感じました。

そして江戸時代の華やかな部分みたいなものを見れたのも昔の人達のエネルギーを感じましたね。

見覚えがあったのは喜多川歌麿『台所』という作品。

これは切手でもありましたからね。

やっぱり見覚えがある作品だと多少なりともテンションが上がるもんです。

が、今回その点では知らんのばっかりでした。

しかも風景画が好きなのにも関わらずほとんどが人物画。

そもそも浮世絵に出てくる女性って誰の作品も似たり寄ったりでほとんど区別がつかない!(笑)

何でみんなあんなのっぺりした顔してるんでしょうねえ?

版画ってこともあるでしょうけど、みんなマンガみたいな顔してますからねえ。

立体感を感じるリアリティーみたいなのが無いんですよね。

だから実際にどこまで似てるのかも全然わかりませんし。

昔の人は同じような化粧ばっかりしてたからあんなにみんな同じ顔になっちゃってるんでしょうかねえ?

しかも目がみんな細い細い!

どんだけ切れ長が好きやねんみたいな(笑)。

今ウケるようなパッチリお目目は当時は美人ではなかったのかもしれませんね?

それと、七福神を描いてるものがちょいちょいあったんですが、いつも福禄寿の長い頭の上にやかんやら何やら乗っけられていて、神様やのにいじられ役になってたんやなあって思わず吹き出してしまいました(笑)。

考えてみれば福禄寿の頭蓋骨とか脳みそとかどうなってるんでしょうねえ?

あの頭の長さは『プリンプリン物語』の知能指数1300・ルチ将軍や妖怪の総大将と言われるぬらりひょんもかないませんよ(笑)。


いつか広重や北斎の浮世絵も観る機会があればなあって思いました。

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この後は例によってスイーツタイム。

もう何度もおなじみになってきた三宮のMother Moon Cafeにて。

ここのアーミッシュカントリーケーキが最高に美味しいんですわ♪

ほんまに何度でも食べたくなる美味しさです!

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Go Go大映像祭

今日はじゃあ浮世絵にちなんでGO!GO!7188『浮舟』のPVをどうぞ♪

「浮」だけやけどね(笑)。





     GO!GO!7188『浮舟』を聴きながら…。


  1. 2010/09/07(火) 03:31:45|
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横尾忠則と束芋、両者負けずとも劣らない個性とインパクト!

日曜日に国立国際美術館まで『「横尾忠則 全ポスター」展』に行ってきました。

横尾さんに関してはそんなに詳しくはないですが、昔YMOのメンバーに誘われたなんていう話も聞いてちょっと気になってた人ではあります。

で、今回一気に800点ものポスターを展示するっていうんで行ってみた次第。

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国立国際美術館はもうすっかりおなじみですが、前回ルノワール展に行った時に比べると人の数や雰囲気は随分違っていました。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-850.html

美術鑑賞をする人達とはちょっと違うっていうか、デザイナー的な雰囲気を持った人達だったり、サブカルチャー的なものが好きそうな人だったり、比較的若い人が多かったような気もします。

なんせポスターなだけにコマーシャルな要素も強いわけです。

そこが俗っぽくて、その時代の背景だったり、どういった人達が活躍してたのかとか、垣間見えるものの面白さが存分にありました。

オレの大好きなアーティストのEmerson, Lake & Palmer(エマーソン、レイク&パーマー)のものなんかもありましたしね。

特にポップな色使いやデザイン、宗教的な色合いの強さだったり、至るところにみられるユーモアみたいなものが印象に残りました。

「ハジけてるなあ~!」っていうのが率直な感想でしょうかねえ。

横尾さんが高校生ぐらいの時に描いた地元関連のポスターなんかもけっこう展示されてたんですが、やっぱりその時から才能を感じさせてますよね。

シンプルだけどちゃんと目を引いて見やすいっていう。

こんなに膨大な数の作品の展示会も珍しいです。

図録なんか12000円でしたからねえ(笑)。

TVCMなんかでもそうですが、広告っていかに一瞬で人の目を惹き付けるか?っていうのが大きいですし、そこにとてもクリエイティヴなものを感じます。




同時に『束芋 断面の時代』っていうのもやっていたので観てきました。

中に入ると真っ暗!!

それもそのはず、作品のほとんどは映像インスタレーションと呼ばれるものでした。

前衛音楽と共に映し出された流れる絵の映像に、かつて観たウィリアム・ケントリッジを思い出してしまいました。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-795.html

しかも普通のアニメーション映像じゃなくて、映されるところも天井だったり、筒状だったり、それぞれ違ってました。

束芋の作品はどことなく人体の解剖みたいな「グロ」を匂わせるようなものが間接的にありました。

なかなか言葉で表現するのが難しいんですが、ほんまに独特でシュールでしたね。

『惡人』の挿絵原画なんかを見てると特に思いました。

『団断』っていう映像作品で人が水洗便所で黙々淡々と顔を洗ってたり、洗濯機の水槽と共に人が回ってたのには思わず笑ってしまいましたね(笑)。

とにかくインパクトは横尾忠則にも全然負けてなかったです。

横尾忠則のポップさに比べると、束芋はかなりダークですが(笑)。

「陽」「陰」みたいな。

「束芋」っていう響きの人がいかにも作ってるっていう感じの作品でした。






この後は例によってCafe commecaでスイーツタイム♪

桃といちじくのタルト、美味しかったなあ~♪

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今日はじゃあYellow Magic Orchestra『Thousand Knives』『スコラ』の中のスタジオ・ライヴでどうぞ♪






     Yellow Magic Orchestra『Thousand Knives』を聴きながら…。


  1. 2010/08/24(火) 04:04:42|
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絵が人生そのものを語っていた『レンピッカ展』

先日兵庫県立美術館まで『美しき挑発 レンピッカ展 -本能に生きた伝説の画家-』を観に行ってきました。

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ここの美術館ももうおなじみになってきましたね。

今回で4回目になります。

ちなみに過去3回は?

・『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-752.html
・『だまし絵』展
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-792.html
・『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-819.html


タマラ・ド・レンピッカ

彼女のことは実はこの展覧会があるまで全然知りませんでした。

ただ、展覧会のチラシで彼女の絵を見た時に、わりと好みの絵だったので興味を持ったんですけどね。

ワルシャワの良家に生まれ、ロシアで思春期を過ごし18歳で結婚。ロシア革命を機にパリへ亡命し、'狂乱の時代'とも呼ばれた1920~30年代のパリで独特の画風とその美貌で一世を風靡する。その後、第二次世界大戦の脅威の中アメリカに亡命。一時完全に忘れさられるが、晩年再評価され、82歳でその劇的な人生を終えた。自分の魅力と才能を武器に自らを貫いた「セルフプロデュースの女王」。

キャッチコピーは

「誰よりも自由に。誰よりも美しく。その人生と描かれたファッションは、今も色あせない。」

チラシには以下のように書いてありました。

「1920年代のパリ。女性がコルセットから解放され、社会に進出した時代。画家タマラ・ド・レンピッカは<アール・デコ>のアイコンと言われ、強烈な存在感で社交界、芸術界に旋風を巻き起こします。独特の作風を確立し人気を得た画家は、美貌と才能を武器に、自らをパーフェクトに演出しました。そして、性別を問わず恋愛を楽しむ、自由奔放な人生を送ったのです。

金属的な輝きを放つ、肉体の官能的な描写。画面からはみださんばかりのダイナミックな構図。今も新鮮さを失わないファッション。モデルの鋭いまなざし。どの肖像画にも、レンピッカ自身の生き様が表れています。

しかしその多くは、ハリウッドの著名人をはじめとする個人コレクターや画廊、美術館など世界中に点在しており、一度にまとまった点数を見ることは極めて困難です。本展は、日本初公開作品約30点を含む油彩やデッサンなど約90点を一堂に展示する、貴重な機会となります。」


とありましたが、ジャック・ニコルソンが所有してる絵もありました。


この日は雨天のせいもあってか日曜日にも関わらずかなり空いていました。

この前行った混み混みのルノワール展とは随分違いましたが、やっぱりメジャー度の差もあるんでしょうね。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-850.html

内容は次のように分かれていました。


プロローグ ルーツと偉業
第1章 狂乱の時代(レ・ザネ・フォル)
第2章 危機の時代
第3章 新大陸
エピローグ 復活


最初に目についたのが桂由美の作ったレンピッカの作品をモチーフにしたドレスの展示。

レンピッカの絵は初期を見るとまだ粗く、とても魅力を感じるようなものではなかったんですが、これがだんだん後になるにつれてその絵のスタイルが確立されていく様がこの展覧会ではよくわかりましたね。

そして本人が描く対象の変化によってレンピッカの心の状態みたいなものもけっこうわかりやすく出ていたと思います。

絵を通して彼女の人生が見えてくるのもとても興味深かったですね。

両性愛者だったっていうことにも驚かされました。

そこんところはさらっとしか書いてなかったですけど(笑)。

彼女の写真や映像も見ましたが確かに美貌の持ち主だったので、いろいろあったであろうことも容易に察しがつきましたし、また自己愛の強い女性やったんやろうなあっていうのも強く感じましたね。

肉感的な女性を描いたり、娘のキゼットをたくさん描いたり、時には難民や聖人を描いたり、静物画や抽象画に走ったりしたこともありました。

「本能に生きた」っていうのも頷けましたね(笑)。

彼女の絵の魅力が存分に発揮されてたのはやっぱり肖像画でしょうね。

オレはルノワールみたいなもやもやっとした絵よりもレンピッカのようなくっきりとした絵の方が好きです。

キュビスムの影響を受けていたところなんかは特に。

一番印象に残ってる絵はやっぱり大々的にチラシに使われている『緑の服の女』でしたね。

乳首がポッチリしてますが、この時代の女性はみんなノーブラで洋服を着てたんでしょうか?(笑)

他にも『サン・モリッツ』『ピンクの服を着たキゼット』『イーラ・Pの肖像』『タデウシュド・レンビッキの肖像』などといった作品は印象深いので、それらが展示してある第1章は特に見応えがあるかと思います。

逆に後半に展示してある抽象画なんかは実につまらなかったですし、静物画に関してはうまいけど何か物足りないっていう印象の薄い作品が多かったです。

そのせいもあってか、全体的にあっさりとした展覧会でしたね。


なお、この展覧会の音声ガイドのナビゲーターは夏木マリ

『トリノ・エジプト展』では沢村一樹が担当してましたが、今後大きなイベントではこうゆう有名人がガイドの声を担当することが主流になっていくかもしれませんね。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-842.html

オレは使いませんが(笑)。






CELEBRATION ~Madonna Alltime Best

今日はこのイベントのテーマソングに使われているMadonna(マドンナ)『Vogue』のPVをどうぞ♪

マドンナはコンサートやPVでレンピッカの作品を演出によく使ってたみたいですね。





     Madonna『Vogue』を聴きながら…。




  1. 2010/05/26(水) 19:58:28|
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ルノワールと荒川修作とではエラいギャップやがな!

先日の日曜日は大阪・中之島にある国立国際美術館まで『ルノワール―伝統と革新』を観に行ってきました。

この美術館に来るのは去年のルーヴル展以来のこと。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-777.html

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なんせメジャーなルノワール、そして日曜日ということもあってけっこう人も多かったです。

「絵とは、好ましく、楽しく、きれいなもの…そう、きれいなものでなければいけないんだ!」

by ピエール=オーギュスト・ルノワール

この展覧会のみどころは以下のように紹介されています。

「フランスの小説家オクターヴ・ミルボーは、1913年に刊行されたルノワールの画集の序文で、「ルノワールの人生と作品は幸福というものを教えてくれる」と書いています。
 この言葉は「幸福の画家」という称号をながくルノワールに与え、彼は女性と裸婦の芸術家として親しまれてきました。しかし、ルノワールはその初期から装飾芸術に強い関心を示し、各地を旅して風景画も多く制作しています。
 そこで『ルノワール - 伝統と革新』展では、ルノワール芸術の魅力を4つの章(ルノワールへの旅、身体表現、花と装飾画、ファッションとロココの伝統)にわけ、印象派という前衛から出発したルノワールが、肖像画家としての成功に甘んじることなく、絵画の伝統と近代主義の革新の間で、絶えず検索をつづけた姿をご覧いただきます。
 本展は、国内有数の印象派コレクションで知られるポーラ美術館の特別協力のもと、代表作を含む約80点を通して美術史の新しい視点からルノワールの絵画の魅力を探り、また本展を機に行われた光学調査により、画家ルノワールの技法の最新の知見をご紹介いたします。」


ルノワールは78歳で亡くなったので比較的たくさんの作品を残してる画家じゃないでしょうか?

晩年は慢性関節リューマチで苦しんだらしいですが、それでも麻痺した手に絵筆をくくりつけて、亡くなるまで休むことなく制作を続けたそうですからね。


ルノワールの絵は元々個人的にはそんなに好みではありません。

ただ一度ぐらいはちゃんと見ておいた方がいいやろうっていうそんなノリで観に行きました(笑)。

絵っていうのは本で見るのと実際に生で見るのとでは全く違いますからね。

今回のルノワールに関しては特にそうでした。

本人の描く時期や対象によっても違ってきますが、ルノワールの場合下書きをしないで色を乗っけていくような作品も多くて、そうゆうのはもしゃもしゃっとハッキリしない絵が多いんですよね。

そんな絵は近くで見ると一体何が何だかわからなかったりするんですが、遠くで見るととても綺麗だったり、そうゆう不思議な魅力がありました。

こういったことは印刷ではわからないことですからね。

ルノワールの作品はけっこう日本の美術館が所有してたりもするんですね。

こうゆう作品を美術館がレンタルする時って一体どれぐらいの値段で取引されるものなのか?ちょっと興味がわきました(笑)。

印象に残った作品をいくつかあげておきましょう。

『団扇を持つ若い女』は当時の西洋女性が日本の文化である団扇を持ってるっていう絵がとても異質な感じに見えたんで鮮烈でした。

『プージヴァルのダンス』はこの展覧会で一番ステキに感じた絵で、181.9×98.1と大きな絵でしたね。

制作年不詳の『風景』画があったんですが、そのうちの1枚が遠目で見ると色が鮮やかでめっちゃ綺麗やのに、近くで見るとまるでしょぼしょぼやったっていうこのギャップにも驚かされました(笑)。

『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)』は大阪展のみの出典やったらしいですが、ルノワールがどういった動機で絵を描いたりしてたのかとか考えてみたら面白いかもなあって思った絵でしたね。

画家が何を思ってモデルに選んだのか?とか、この景色や物を選んだのか?とか、そうゆう表現方法をするに至ったのか?とか、そういったことをその人の歴史や時代背景なんかと共に見ていくとより深く楽しめるかと思います。

そういえばルノワールが裸婦に選んだ女性っていうのはかなりふくよかな女性ばかりでしたが、この時代はこうゆう体型がより美しいとされたんでしょうかねえ?

しかも実際の太股よりも余計に肉付きをよくして丸みを帯びさせたりして描いてたことなんかも光学調査により明らかになりました(笑)。

こんな風にいろいろ考えさせてくれるきっかけになるのも展覧会の有意義なところやと思います。




この日は同時に『死なないための葬送-荒川修作初期作品展』というのをやってました。

いやはや何だかようわからんような作品が多かったですよ!

セメントやら綿やら木なんかを使ってオブジェみたいなものが棺らしきものの中に置かれているっていう。

『名前のない耐えているもの』『抗生物質と子音にはさまれたアインシュタイン』『ワックスマンの胸』『眠っている断片』『惑星に乗ったトンボー氏』などといったタイトルだけでも奇妙なものばかり。

ハッキリ言ってこれを芸術と認めるかどうかってギリギリなんちゃうか?って感じました。

意味がわからんし、人によってはただのがらくたにしか感じないでしょう。

そしてその隣では『コレクション1 荒川修作と1960-70年代の美術』ということで、これまたどこまでが芸術でどこまでがそうでないのか?っていうその境界線を問いかけてくるような作品ばかりが展示されていました。

1.荒川修作と日本のネオ・ダダ
2.ポップアートとヌーヴォー・レアリスム
3.フルクサスとそれ以降
4.コンセプチュアル・アート


チラシには以下のように書かれていました。

「「死なないための葬送-荒川修作初期作品展」に合わせて、荒川の渡米後の絵画作品および同時代の国内外の作品を中心に展示します。

 荒川修作が作家としての活動を開始した時期は、日本国内、欧米とも既存のジャンルにとらわれない多様な表現が試みられた時代でした。ネオ・ダダ、ポップ・アート、ヌーヴォー・レアリスム、フルクサスなど、様々な傾向やグループとして呼ばれるこれらの動きは、いずれも大衆文化や消費社会に接近しながら、美術の領域を拡張させようとしていきました。美術館や画廊ではなく、街中を発表の場とすることもあった彼らは、美術と日常をクロスオーバーさせようと試みていたのです。

 渡米後の荒川は、文字や記号を用いた「ダイアグラム絵画」の制作を開始し、認識や知覚のあり方を探求していきます。このような実験的試みは、1970年代に隆盛するコンセプチュアル・アートにつながっていきました。美術の形態的側面よりも概念的側面を重視するこの傾向は、美術を成立させる制度や常識を問い直そうとしました。

 美術と非-美術との境界はどこか、作品は形がなければならないのか、私たちが理解している「美術」とは何なのか。1960-70年代の多様な表現は、美術の根源を問うたものなのです。」


正直こんなものを美術と呼んでいいのか?っていうものもたくさんありましたが、かなり刺激的だったことは確かです。

特に印象に残った作品をあげておきましょう。

中西夏之『コンパクト・オブジェ』は卵状のガラス?の中に腕時計やらサイフやらいろんなものが詰め込まれていて実に不思議なもので部屋に飾っておきたいぐらいでした(笑)。

工藤哲巳『環境汚染-養殖-新しいエコロジー』はどう見ても花びらが蛍光色の亀頭にしか見えないっていう(笑)立体的なシュルレアリスム模型っていう感じでインパクトありましたね。

セザール『コンプレッション』は紙や発砲スチロールを圧縮して二次元と三次元の間を表現したような作品で面白かったですね。

ナム・ジュン・パイク『鳥籠の中のケージ』なんかは美術と言うよりももっと大衆的なものを感じられてインテリアにも良さげでした。

いやあ~、本当にくだらないものから衝撃的なものまでいろいろと脳が揺さぶられましたね(笑)。

ルノワールの絵がいかに王道な芸術であるかっていうことを改めて感じさせられたもんです(爆)。


この展覧会を観に行った数日後である昨日、荒川修作さんが亡くなりました。

「死なないための葬送」…このタイミングで!!

少なくとも彼の作品はこうやって後世まで残っていくんでしょうけどね。

オレはあんまり意味がわかりませんでしたが(笑)。

芸術っていうのは理解しようとするのではなく、ただ感じればいいものなのかもしれませんけど。

ご冥福をお祈り致します。



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閉館時間になってからはヨドバシカメラまで歩いて7FにあるCafe comme caで例によってスイーツタイム(笑)。

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6/12に日本の電子音楽アーティストである渋谷慶一郎がこの国立国際美術館でで『死なないための葬送曲』と題したコンサートを開催するそうです。

何でも荒川修作とその世界を巡る今夏公開予定のドキュメンタリー映画『死なない子供たち』の音楽を渋谷がサントラを担当してるということで、その音楽を中心にやるのだとか。

今日は渋谷慶一郎の『for Maria』を聴いてもらいましょう☆





     渋谷慶一郎『for Maria』を聴きながら…。


  1. 2010/05/20(木) 15:51:48|
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恐竜が生きていた時代って?

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先々週の日曜日に大阪市立自然史博物館[ネイチャーホール花と緑と自然の情報センター2F]でやってる『大恐竜展 知られざる南半球の支配者』を観に行ってきました。

ここは長居公園の中にあるんですけどね。

どんな内容の催しものなのか?

「太古の超大陸"ゴンドワナ"から見つかった恐竜たちが、大阪に続々と上陸!2億年の眠りから覚め、今、明らかになる恐竜のルーツ

約1億7000万年前、地球上で唯一無二の超大陸であった「パンゲア」が南北に分裂し始め、南半球に生まれたゴンドワナ大陸。
このゴンドワナ大陸を支配していた恐竜たちは悠久の間、大地の底で眠り続け、恐竜のルーツとしては、多くの謎に包まれていました。
しかしここ数年、南半球での恐竜発掘が相次ぎ、ゴンドワナ大陸の記憶がようやく目覚め始めようとしています。
本展では、最新の発掘・研究で明らかになった南半球の恐竜たちを一堂に展示。
トリケラトプスやティラノサウルスらに代わる恐竜界の"新しい波"が、大阪市立自然史博物館に打ち寄せます。

世界初 ティラノサウルスを超える南半球の支配者2大肉食恐竜が出現!

あのティラノサウルスに勝るとも劣らない、世界最大級・全長13メートルの2大肉食恐竜-マプサウルス、ギガノトサウルスを同時に展示。しかも、マプサウルスは成体と幼体が並んで見られるという大変貴重な機会です。アルゼンチンでは、同じ場所から7頭分以上もの骨が発掘されたことで「巨大な肉食恐竜は単体で行動する」という定説を覆す有力な手がかりとなっています。どう猛な肉食恐竜の仲むつまじい姿は、恐竜ファンのみならず見る者すべてを魅了します。」


ゴンドワナ大陸…約2億年前の地球には、「パンゲア」というたったひとつの大陸があった。これがやがて南北2つに分裂し、北半球の「ローラシア」、南半球の「ゴンドワナ」が生まれた。さらに分裂・移動を繰り返した「ゴンドワナ」は、現在の南米、アフリカ、南極、オーストラリア、インドなどへと姿を変えていった。


…といったことがチラシには書かれてありました。

恐竜は特に子供の頃は大好きで、図鑑を開けてはワクワクしたものです。

『恐竜探検隊ボーンフリー』『恐竜大戦争アイゼンボーグ』なんていう知る人ぞ知る円谷特撮作品も幼少期の頃大好きでしたからねえ~(笑)。

今回わざわざ長居まで足を運ぶ気になったのは7月に観に行く『ウォーキング・ウィズ・ダイナソー』への前フリみたいな感じでした。

少しでも恐竜への興味を盛り上げておこうっていう(笑)。

この日は日曜日だったので親子で来てる人達がとても多かったですね!

こんなに騒がしかった展示会は初めてです(笑)。

展示されてたものはレプリカがかなり多かったですけどね。

それでも巨大な恐竜の骨格を見た時には圧倒されましたねえ!

やっぱり直にあの巨大さを目の当たりにすると頭の中で考えてたものとは全然違う迫力を感じました。

こんな大きな生き物がかつて地球上ではたくさん歩いてたのかと思ったら、何とも不思議な感覚になりましたね。

太古の地球をタイムマシンに乗って観に行ってみたいような気にもなりました(笑)。

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いろいろ見てると、イグアナやトカゲなんかは恐竜を彷彿させてくれます。

後は鳥ですよね。

鳥類は恐竜が進化したものと言われてますし。

もしかしてネッシーみたいにどこかで生き残ってる恐竜っていないもんなんかなあ?ってロマンを感じてしまいました。

これでますます『ウォーキング・ウィズ・ダイナソー』への期待も高まりましたね!


そう言えば恐竜の糞の化石を触れたりしたんですが、大昔のうんこが今でも残ってるのって凄いよなあって妙に感心してしまいました(笑)。


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この後は長居公園の植物園をぶらぶら散歩しました。

大阪市内は非常に緑が少ないんで、なんだか久しぶりにホッとできるような感じがしましたね。

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植物園が閉園になったので天王寺で例によってスイーツタイム。

今回はHoopAfternoon Tea TEAROOMで3種類のケーキを堪能♪

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スーパーヒーロークロニクル 特撮ヒーロー主題歌・挿入歌大全集III

今日は『恐竜大戦争アイゼンボーグ』のオープニングで、サニー・シンガーズ・西六郷少年少女合唱団が歌う『戦え!アイゼンボーグ』をどうぞ♪






それと『恐竜探検隊ボーンフリー』第一話を貼付けておきます(笑)。





     サニー・シンガーズ・西六郷少年少女合唱団『戦え!アイゼンボーグ』を聴きながら…。



  1. 2010/04/22(木) 18:57:19|
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