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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

「世界を変えることができますか?」

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チェックしていたドラマが連日のように最終回を迎えていますが、一昨日は『わたしたちの教科書』が最終回でした。

出演は菅野美穂、伊藤敦史、谷原章介、志田未来、水嶋ヒロ、酒井若菜、佐藤二朗、大倉孝二、五十嵐隼士、前川泰之、風吹ジュンなどといった面々。

このドラマは「いじめ」っていう重い題材を扱っていたんですが、後半になればなるほど視聴者をぐっと惹き付ける力を持っていた見応えのあるドラマだったと思います。

初回で志田未来演じる藍沢明日香っていう生徒が、伊藤敦史演じる担任の教師・加地

「世界を変えることができますか?」

っていう質問をしていました。

おそらく、この質問がこのドラマの本質を物語るテーマだったんじゃないかと思います。

「ケンカをしてはいけません。人の物を盗っては行けません。物を大切にしよう。動物や草花を可愛がろう。先生、世界を変えることはできますか?」

大人達はみんなそんなことはできないと思っています。

加地は明日香にどう答えたらいいのか悩んでましたが、風吹ジュン演じる雨木副校長に「できると答えて下さい」って言われるんですけどね。

この質問に最終回でいろんな子供達が意見を述べていました。

「できると思います。僕たち一人一人がそれを信じて頑張ることが必要だと思います」

「できないと思います。私達にできるのはただ毎日を大事に生きることではないでしょうか?」

「僕はどちらかと言うと、世界を変える前に自分を変えたいです。自分を変える方が難しいと思います」

「その質問は間違ってると思います。人は世界を変えてます。私達は生きているだけで世界を変え続けてるんだと思います」

「世界は別に誰のものでもないし、誰かの考えに合わせて変えるとかいうのはおこがましい気がします」

「答えはこの質問そのものにあると思います。僕たちは社会に向け自分自身に向け問いかけ続けるべきです」

「何も世界を変えたりしなくても都合悪くはないんじゃないでしょうか?」


どれもこれももっともらしい意見だなあって思いました。

結局は自分がどんな風にこの世界を見つめ、関わっているのかっていう立ち位置っていうのがポイントになるんじゃないかと思うんですけどね。

だからそれぞれのその立ち位置によっては誰しも正しいっていうことになるんでしょう。

でも実際はみんな立ってる所って同じじゃないんですよね。

このドラマの「世界を変えることができますか?」っていう質問は、「いじめを無くすことはできますか?」っていう言葉に置き換えられます。

最後に死んでしまった明日香が想い出の場所で自分に向けて書いた落書きを母親の菅野美穂と親友だった生徒が見つけるんですけど、こんなことが書いてありました。

「明日香より。明日香へ。わたし、今日死のうと思ってた。ごめんね、明日香。わたし、今まで明日香のことがあまり好きじゃなかった。ひとりぼっちの明日香が好きじゃなかった。だけどここに来て気づいた。わたしはひとりぼっちじゃないんだってことに。ここには8才の時のわたしがいる。わたしには8才のわたしがいて、13才のわたしがいて、いつか20才になって、30才になって、80才になるわたしがいる。わたしがここで止まったら明日のわたしが悲しむ。昨日のわたしが悲しむ。わたしが生きているのは今日だけじゃないんだ。昨日と、今日と、明日を生きているんだ。だから明日香、死んじゃダメだ。生きなきゃダメだ。明日香、たくさん作ろう。想い出を作ろう。たくさん見よう。夢を見よう。明日香、わたしたちは想い出と夢の中に生き続ける。長い長い時の流れの中を生き続ける。ときにすれ違いながら、ときに手を取り合いながら、長い長い時の流れの中を、わたしたちは歩き続ける。いつまでも。いつまでも」


この日本は豊かな国であるにも関わらず、年間およそ30,000人の人が自殺をしています。

どんなに物が豊かでも、心が病んでしまっていては、本当の意味で豊かな国とは言えません。

自分を愛し、人を愛し、自分を許し、人を許し、自分を信じて決して希望を失わないように前を向いて歩いて行くこと。

それが生きて行くっていう基本的な姿勢なんじゃないでしょうか?

そのことを各々の人生で試されてるような気がします。

オレは今のこの世界が決して居心地がいいわけではないので、少しでもプラスの方向に変わってほしいし、少しでも変えられたらって思ってます。

少なくとも自分が変われば、見えるてくるものも変わります。

以前、『自分を愛し、許し、抱きしめてやること』っていう日記を書きましたが、是非そちらも読んでみてほしいと思います。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-7.html


全くの余談ですが、このドラマには実は仮面ライダーウルトラマンが共演してたんですよ(笑)。

金八先生に憧れて教師になったものの、現在の教育が抱える現実に絶望し、ネットの世界に怪しく逃避してしまった八幡先生を演じていたのは、仮面ライダーカブトをやっていた水嶋ヒロ

そしていじめっこを処刑すると言って殺人を犯して服役していた副校長の息子を演じていたのはウルトラマンメビウスをやっていた五十嵐隼士

どちらも正義の味方とは遠い役なので、子供が見たらきっとショック(笑)。

自分も子供の時にウルトラセブンモロボシ・ダン(森次晃嗣)が土曜ワイド劇場の犯人をやってた時にごっつショックでしたからねえ…。


そういえばすっかり忘れてましたけど、大きくなったチビノリダーも共演してましたね(笑)。



今日はこのドラマの主題歌だったBONNIE PINK『Water Me』のPVを紹介。

教室の中でいじめを見つけた時、少しでも優しい気持ちになれるかなって、そんなイメージも彷彿させられます。






     BONNIE PINK『Water Me』を聴きながら…。


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  1. 2007/06/30(土) 19:37:30|
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