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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

2008.2.25 生ビョークは唯一無二の強烈なアートだった!!@大阪城ホール

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先日観に行ったThe Police(ポリス)もそうだが、長年どうしても生で見ておきたいと思っていたアーティストがいる。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-578.html

Bjork(ビョーク)もその一人。

パンクテクノに通じ、アイスランド出身の歌姫としての印象が強かった彼女は、今では完全に唯一無二のアーティストとして、数多くのアーティスト達からもリスペクトされている。

一般的には多くの人達を絶望のどん底に落とし込んだ映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の主演で有名だろう。

ビョークが表現するそのあまりにも独創的な音楽は好き嫌いがハッキリ分かれるところかもしれない。

商業的に成功しているにも関わらず、その音楽は近年ますますマニアックな方向に進んでおり、一体ビョークはどこへ向かってるんだろう?っていう感じで、個人的にもどこまでついていけてるのかわからずに聴いているフシがある(笑)。

ただそこら辺に転がっているアーティストとは圧倒的に違う次元を感じずにはいられないアーティスティックなところがなんとも魅力的なのだ。

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2008年2月25日(月)『Bjork the volta tour』大阪城ホール公演が行われた。

チケットは追加席も作られたせいか当日券もあったようだが、中に入ると概ねほとんどの席は埋まっていたようである。

オレの席は\10,200円アリーナS席で、番号から前から数列目だと思っていたがそんなに甘くはなく、前から20列目だった…。

真ん中よりはやや前で、ステージに向かって右寄りの位置。

とりあえず肉眼でも十分見える位置ではある。

客層としては20代後半から30代ぐらいがかなり多かった感じで、男女比は半々ぐらいだろうか。

会場には沖縄とラウンジがクロスオーバーしたようなSEが延々流れていた。

開演は15分ぐらい押したところで暗転。

ステージには管楽器10人の吹奏楽行進と共にビョークを含めて総勢15人。

ビョークが現れると大歓声があがる。

後ろの席の女性は

「キャ~~~!!カワイイ~!!」

とほとんど奇声のような声を上げていたが(笑)、アリーナは総立ち、生ビョークを待ちわびてた人達の興奮が一気に爆発した瞬間だった。

ビョークがカワイイかどうかは置いておくとして(笑)、相変わらず奇抜な衣装と自由奔放なダンス、個性的な声としっかりした歌唱力というのは健在。

本当に深みのある表現力の豊かさを感じた。

特に高音の伸びは素晴らしく、原曲と何の遜色も無い。

キンキラキンのポンチョ風な衣装でステージ上をトリッキーに縦横無尽に動き回るビョークを見てると、炎や光と怪しげなエレクトロニックミュージックの効果も相まってまるで近未来の儀式のようでもあった。

完全に不思議なビョークワールドに引き込まれてしまった。

1曲終わるごとに

「アリガト」

って言うチャーミングな声が、どうにもこうにも『まんが日本昔ばなし』市原悦子とダブって仕方がなかったのはオレだけだろうか?(笑)

ステージ編成は管楽器10人とキーボードとハープシコード担当が1人、ドラムスが1人、プログラミング&エレクトロニック担当が2人と、ここからもう普通のアーティストにはなかなか見られない編成。

会場によって多少曲目が違うようで、東京と大阪と両方観る人にとってはお得だったと思う。

個人的に大好きな曲『Joga』『Bachelorette』日本武道館2日目ではやってたらしいのに大阪ではやってくれなかったのが非常に残念。

そのかわり『Hidden Place』が聴けたのは良かったかもしれない。

後は『Venus As A Boy』なんかも聴いてみたかったところ。

一番やられたのが『Army Of Me』

初期のこの曲も大好きなのだが、今回のサウンドのゴリゴリ感にはもう鳥肌が立ってしまった!!

緑のレーザービームと音との同期加減が実にカッコよかった。


セットリストは以下の通り。

1.Brennid Bid Vitar
http://www.youtube.com/watch?v=t-lZn3gfYBY
2.Earth Intruders

3.Hunter
http://www.youtube.com/watch?v=khNZhapGvGw
4.Pagan Poetry
http://www.youtube.com/watch?v=vC3UxTcBftY
5.Immature
http://www.youtube.com/watch?v=n8TYzospOso
6.Undo
http://www.youtube.com/watch?v=Upoyl7214HA
7.All Is Full Of Love
http://www.youtube.com/watch?v=72nr7zmdqd4
8.Pleasure Is All Mine
http://www.youtube.com/watch?v=gLulx5AKCkU
9.Hidden Place

10.Desired Constellation
http://www.youtube.com/watch?v=iZdL1oZYlKE
11.Army Of Me

12.I Miss You
http://www.youtube.com/watch?v=IiilaqEaeL4
13.Who Is It
http://www.youtube.com/watch?v=tyv0_NknrzQ
14.Vokuro
http://www.youtube.com/watch?v=gNLfXCORC4A
15.Wanderlust
http://www.youtube.com/watch?v=ibQpAHospM8&NR=1
16.Hyperballad
http://www.youtube.com/watch?v=iJvNMMGSkQM
17.Pluto
http://www.youtube.com/watch?v=QVVULBXvmxk
Encore
18.Oceania
http://www.youtube.com/watch?v=h-bD8_O3Kq0
19.Declare Independence
http://www.youtube.com/watch?v=MHeX6yg95xU


ラストに近づくほど体に受ける音圧が凄かったが、あの全身で五感をフルに使って感じることができるのが生の一番の良さ。


今回生で初めてビョークを観て、一曲一曲そのものよりもその大きな世界観みたいなものを感じたっていう印象が強い。

それはビョークの圧倒的な個性と存在感から生み出されるまさにアートだった。

エンターテインメントと言うよりもアート。

どこかとらえどころのないところがまた病み付きになるのだ。

そして陰陽で言えば「陰」であろう、ともすればアンダーグラウンドでもおかしくない音楽が大阪城ホールという規模の箱で大々的にLIVEが行われているっていう面白さに、まだまだ捨てたもんじゃないとニヤリとしてしまうのだった。

聴き手を選ぶ音楽かもしれないが、機会があれば是非とも一度はじっくり聴いてみてほしい。

理解しようとするのではなく、ただ感じればいいんだと思う。

きっと未知の音楽に触れるハズだ。



非日常的な異世界の余韻に浸りながらも、帰路の電車で徐々に現実に引き戻されていったのだった。

次は、おそらく5月のTM NETWORKまでLIVE会場に顔を出すことは無さそうだ。

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     Bjork『Army Of Me』を聴きながら…。



  1. 2008/02/26(火) 10:47:05|
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