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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

『ラスト・フレンズ』のラストはアレで良かったのか?

ラスト・フレンズ(ノベライズ)


先週でドラマ『ラスト・フレンズ』が最終回でしたね。

最初は重くて見るのがしんどいなあと思っていたんですが、回を重ねるごとに続きが気になりだすようになっていきました。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-616.html

視聴率も右肩上がりで結果的に今期一番の人気ドラマになってたようですね。

自分の周りでも特に女性でエラいハマってる人達がたくさんいました。

このドラマに出て来る登場人物達はそれぞれ心に闇を抱えていて、その様々な葛藤が巻き起こす人間模様が特に見どころだったように思います。

中でも錦戸亮演じる宗佑のDVぶりが一番興味を惹いたんじゃないでしょうか?

それだけ実際にあれに近い体験をしたり聞いたりしてる人達がいたってことなんだとも思うんですけどね。

DVは渦中にあるうちはみんななかなかおおっぴらにできないようで、抱え込んでしまう人も多いですよね。

『ラスト・フレンズ』の場合、ちゃんと救い出してくれる友達がいましたけど、結局そのDVをしていた当人である宗佑は自殺してしまいました。

長澤まさみ演じる美知留をまるで自分の所有物のように愛そうとした宗佑。

ストーカーや暴行してまでも美知留を取り戻そうとしても、その一度離れてしまった心を取り戻すことまでは叶わず、最後には自分の命を絶つことで美知留を解放するという極端な人格の持ち主。

母親に捨てられたことが歪んだ愛情の注ぎ方に繋がってるわけですが、上野樹里演じる瑠可が言っていたように、宗佑は最後まで卑怯だったと思います。

いかなる理由があろうとも、傍から見てたら愛し方が無器用だったなんていうのは綺麗事でしかありません。

美知留は宗佑の深い悲しみが理解できればできるほど苦しい気持ちになり、またそんな彼から逃げようとすることに後ろめたさを感じてしまったり、自分を責めたりするという葛藤に悩まされました。

根っからの悪い奴じゃないっていうことを知ってるだけに余計に苦しんじゃうんですよね。

もう美知留が宗佑のために自分を犠牲にしていくところを見る度にかなりイライラしたもんです(笑)。

「自分さえガマンすれば」

これって心に闇を抱えた優しい人達が必ずと言っていいほどやってしまうことですよね。

実際にはそれじゃあ根本的には何にも解決しないわけですが…。

本当に相手のためを思うなら、何をすればいいのか?

それ以前に先ず自分自身がどうありたいのか?っていうのが大事ですけどね。

そのベクトルが間違ってしまっていたら宗佑のように悲惨なことになってしまいます。

自分の価値観を押し付ける行為も度が過ぎると犯罪です。

最終回で思ったのは、その宗佑と美知留のなれそめの不思議さ。

あんな役所でのあんなちょっとしたやりとりであんな風に恋愛に発展するなんて有り得るもんなんでしょうか?(笑)

初回冒頭で美知留が妊娠していたことは既にわかってましたが、やっぱり宗佑との間にできた子供でしたね。

一人行方をくらませて銚子の旅館で働いていた美知留を瑠可と暎太演じるタケルが迎えに来て、またシェアハウスで家族のように暮らそうっていう結末。

瑠可は性別違和症候群に悩んでるし、タケルはトラウマから女性を抱けないという設定にしてるので、至極妥当なストーリーの落ち着かせ方だったとは思います。

というかそれ以外の結末だとおそらく後味が悪くなるでしょうからね(笑)。

どこまでドロドロにしたら気がすむねんみたいな(爆)。

やはり「希望」のあるラストであり、かつ続編も可能であるラストになったんじゃないかと思います。

ただ全体としてタケルのことが言葉足らずなストーリーになっちゃってるんで、これをどうにかする必要があるんじゃないでしょうか?

だって最終回で本人が瑠可に打ち明け話をしただけですからねえ。

まだアンコール特別編なんてのをやるようですけど、そこで補完したりするんかな?

それともいつの日かスペシャルでもやるんでしょうかねえ?

個人的には水川あさみ演じるエリが何で山崎樹範演じるオグリンと結婚したのかよくわかりません(笑)。

オグリンって友達にはいいやろうけど恋人やましてや旦那にするにはあまりにも魅力を感じないキャラクターやと思ったんで(爆)。

きっと一緒にいて楽とか、フィーリングが合うとかといった感じなんでしょうね・・・なんて勝手に納得させちゃったりして。


このドラマではみんなけっこうイイ演技をしてましたけど、中でも瑠可役の上野樹里には本当に感心させられました。

あの難しい役をよくまあ見てる側に違和感なく演じてたと思いますし、他の作品と比べても全然別人のように演じることができてますからね。

木村拓哉が何をやってもキムタクっていうのとはエラい違います(笑)。

それとベテランの倍賞美津子の演技力も圧倒的なものがありますね!

さすが元アントニオ猪木の嫁だけのことはあります・・・ってそれは関係ないか(笑)。

美知留の母親役のアバズレっぷりを見ていたら、とても金八先生の妻を演じてた人とは思えなかったですからね(爆)。


何はともあれ、この『ラスト・フレンズ』、思ってたより楽しめたドラマだったとは思います。




Prisoner Of Love


今日はじゃあ普通にこのドラマの主題歌だった宇多田ヒカル『Prisoner Of Love』のPVを貼付けておきましょうか。

このドラマとよく合ってたなあって思いますね☆





     宇多田ヒカル『Prisoner Of Love』を聴きながら…。

  1. 2008/06/23(月) 03:47:21|
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