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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

絵が人生そのものを語っていた『レンピッカ展』

先日兵庫県立美術館まで『美しき挑発 レンピッカ展 -本能に生きた伝説の画家-』を観に行ってきました。

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ここの美術館ももうおなじみになってきましたね。

今回で4回目になります。

ちなみに過去3回は?

・『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-752.html
・『だまし絵』展
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-792.html
・『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-819.html


タマラ・ド・レンピッカ

彼女のことは実はこの展覧会があるまで全然知りませんでした。

ただ、展覧会のチラシで彼女の絵を見た時に、わりと好みの絵だったので興味を持ったんですけどね。

ワルシャワの良家に生まれ、ロシアで思春期を過ごし18歳で結婚。ロシア革命を機にパリへ亡命し、'狂乱の時代'とも呼ばれた1920~30年代のパリで独特の画風とその美貌で一世を風靡する。その後、第二次世界大戦の脅威の中アメリカに亡命。一時完全に忘れさられるが、晩年再評価され、82歳でその劇的な人生を終えた。自分の魅力と才能を武器に自らを貫いた「セルフプロデュースの女王」。

キャッチコピーは

「誰よりも自由に。誰よりも美しく。その人生と描かれたファッションは、今も色あせない。」

チラシには以下のように書いてありました。

「1920年代のパリ。女性がコルセットから解放され、社会に進出した時代。画家タマラ・ド・レンピッカは<アール・デコ>のアイコンと言われ、強烈な存在感で社交界、芸術界に旋風を巻き起こします。独特の作風を確立し人気を得た画家は、美貌と才能を武器に、自らをパーフェクトに演出しました。そして、性別を問わず恋愛を楽しむ、自由奔放な人生を送ったのです。

金属的な輝きを放つ、肉体の官能的な描写。画面からはみださんばかりのダイナミックな構図。今も新鮮さを失わないファッション。モデルの鋭いまなざし。どの肖像画にも、レンピッカ自身の生き様が表れています。

しかしその多くは、ハリウッドの著名人をはじめとする個人コレクターや画廊、美術館など世界中に点在しており、一度にまとまった点数を見ることは極めて困難です。本展は、日本初公開作品約30点を含む油彩やデッサンなど約90点を一堂に展示する、貴重な機会となります。」


とありましたが、ジャック・ニコルソンが所有してる絵もありました。


この日は雨天のせいもあってか日曜日にも関わらずかなり空いていました。

この前行った混み混みのルノワール展とは随分違いましたが、やっぱりメジャー度の差もあるんでしょうね。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-850.html

内容は次のように分かれていました。


プロローグ ルーツと偉業
第1章 狂乱の時代(レ・ザネ・フォル)
第2章 危機の時代
第3章 新大陸
エピローグ 復活


最初に目についたのが桂由美の作ったレンピッカの作品をモチーフにしたドレスの展示。

レンピッカの絵は初期を見るとまだ粗く、とても魅力を感じるようなものではなかったんですが、これがだんだん後になるにつれてその絵のスタイルが確立されていく様がこの展覧会ではよくわかりましたね。

そして本人が描く対象の変化によってレンピッカの心の状態みたいなものもけっこうわかりやすく出ていたと思います。

絵を通して彼女の人生が見えてくるのもとても興味深かったですね。

両性愛者だったっていうことにも驚かされました。

そこんところはさらっとしか書いてなかったですけど(笑)。

彼女の写真や映像も見ましたが確かに美貌の持ち主だったので、いろいろあったであろうことも容易に察しがつきましたし、また自己愛の強い女性やったんやろうなあっていうのも強く感じましたね。

肉感的な女性を描いたり、娘のキゼットをたくさん描いたり、時には難民や聖人を描いたり、静物画や抽象画に走ったりしたこともありました。

「本能に生きた」っていうのも頷けましたね(笑)。

彼女の絵の魅力が存分に発揮されてたのはやっぱり肖像画でしょうね。

オレはルノワールみたいなもやもやっとした絵よりもレンピッカのようなくっきりとした絵の方が好きです。

キュビスムの影響を受けていたところなんかは特に。

一番印象に残ってる絵はやっぱり大々的にチラシに使われている『緑の服の女』でしたね。

乳首がポッチリしてますが、この時代の女性はみんなノーブラで洋服を着てたんでしょうか?(笑)

他にも『サン・モリッツ』『ピンクの服を着たキゼット』『イーラ・Pの肖像』『タデウシュド・レンビッキの肖像』などといった作品は印象深いので、それらが展示してある第1章は特に見応えがあるかと思います。

逆に後半に展示してある抽象画なんかは実につまらなかったですし、静物画に関してはうまいけど何か物足りないっていう印象の薄い作品が多かったです。

そのせいもあってか、全体的にあっさりとした展覧会でしたね。


なお、この展覧会の音声ガイドのナビゲーターは夏木マリ

『トリノ・エジプト展』では沢村一樹が担当してましたが、今後大きなイベントではこうゆう有名人がガイドの声を担当することが主流になっていくかもしれませんね。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-842.html

オレは使いませんが(笑)。






CELEBRATION ~Madonna Alltime Best

今日はこのイベントのテーマソングに使われているMadonna(マドンナ)『Vogue』のPVをどうぞ♪

マドンナはコンサートやPVでレンピッカの作品を演出によく使ってたみたいですね。





     Madonna『Vogue』を聴きながら…。




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  1. 2010/05/26(水) 19:58:28|
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