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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

消せない過去で苦しむよりも

PROLOGUE 09

みなさんは過去の失敗やつらい経験を引きずる方でしょうか?
オレはこうやって前向きなことを言ってるわりにはかなり引きずる方です。
引きずってるからいまだにこうやって毎日クソ真面目に自分と向き合ってるわけでしょうしね(笑)
若干そういう自分を楽しんでるフシもありますが(爆)

まあすんだことをいつまでもグチャグチャと考えていても仕方がないと理屈ではわかっていても自分の心がなかなか許してはくれないのですよ。

それにオレの場合、「感情の記憶」に敏感なんですよね。
その時の感覚がすぐによみがえってきちゃうわけです。
特に嫌なことになればなるほど。
そうなると自分の中でどうしようもなく自分への破壊衝動が沸き上がってきます。
でも乗っ取られることはないので、自分を傷つける方に向かうことはありません。
「なんとか自分を成長させてみせる」っていうプラスの方向に転換する強さは持ち合わせています。 

ただ、オレの場合、無理矢理に抑えつけてしまうということもありました。
抑えつけると言うより凍らせるといった感覚の方が近いかもしれないですね。
意識的に麻痺させてしまおうっていう強引なやり方です。
主に、どうにもならない恋愛感情の時に用いてきた手法です(笑) 
恋愛感情が思い込みの積み重ねで成り立ってるなら、逆の自己暗示で回避できるのではないかっていう本当に悲しくも強引な消化方法です。
日頃から全く惚れっぽくない奴なので、いざ惚れちゃった時の後始末は大変やっていう話ですわ(笑)
嫌なことだけ都合よく忘れることができたら、どれだけ楽でしょうねえ?(爆) 

とにかく今現在を魅力的にして行くしかしゃーないです。
「自分がどうなりたいか?」ってことをがむしゃらに考えながら・・・。
そうなってくるとそのうち気付けば忘れられてるかもしれません。 

a85.jpg


オレなんかは今までほんまに大きな不幸にも遭わず、それなりに安定した人生を歩んできてるので、それだけで幸せな奴だとは思うんですよ。
でも世の中にはもう想像を絶するような苦しみを味わって生きてる人もたくさんいるわけで。
そういう人達を目の当たりにした時の自分の無力感たるや・・・。
もう何も言えなくなってしまいます。
何かもうどんな言葉も薄っぺらく飛び散っちゃいそうです。

でもどんな境遇に置かれていようと人にはそれぞれ「心」というものがあります。
薬物に冒されたりでもしない限りは「心」というものがあるのです。

自分の心は自分自身で磨いていくものですが、綺麗な心や温かい心を持った人と触れ合っていると浄化されていくような気持ちになれます。
そしてまだまだ至らない自分自身が恥ずかしくなってきます。
オレはそういう人の心と心の化学変化みたいなものをもっと信じて行きたいんですよね。
だからこうやってネットなんかでもその可能性を模索してたりするわけですが。 

ko404.jpg


人の心って本当に難しいもので、いざとなるとなかなか今現在の裸の自分に自信が持てなくなったりするもんなんですね。
そしていろんなもので取り繕おうとしてしまうという。
実際は他の人がそんなに気にしていないようなことでもついつい自意識過剰になってしまったりして、自分を追い詰めてしまったり・・・。
「ああこの人は心にこんな鎧をしていたのか・・・」って気がつくと、思わずその人の心を抱きしめてあげたくなるような時もあります。
忘れたくても忘れられない過去や逃れたくても逃れられない罪悪感は、愛する人に抱きしめてもらうことで浄化されるのかもしれないなんてふと思ってしまいました。 

でもオレの場合はほんまに孤独ロードまっしぐらなので目一杯の自己愛でカバーしてやります(爆)


先ほど、「感情の記憶」が敏感と言いました。
これすなわちナイーヴってことになると思いますが、この感覚があるからこそ創造的な方向に行けるのだと思います。
だから「表現者」としては非常にありがたい感覚だと開き直って、そちらにエネルギーを注ぎ込んで行きたいもんです(笑)

そう、何事も一度全てを受け入れてみてから、その後も開き直ることで必ず前進できるのです! 


     MUSE『NEW BORN (PAUL OAKENFOLD MIX)』を聴きながら・・・。

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  1. 2005/03/27(日) 07:58:13|
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