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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

『国家の品格』を読んでみた

先週、篠原涼子主演のドラマ『ハケンの品格』が最終回でしたよね。

いつも通り普通にタイマー録画を予約してたら最終回は時間が拡大されていて、肝心のラストが入ってませんでした…。

篠原涼子大泉洋は最後どうなったんでしょうか?(笑)

何気に格闘家に転向したハズの金子賢が出演していたことの方が気になったりしたんですけどね(爆)。

20070318205734.jpg


この『ハケンの品格』っていうタイトルはおそらくベストセラーとなった藤原正彦・著『国家の品格』からきてると思うんですけどね。

最近になって読んでみたんですが、なかなか面白かったです。

目次を引用させてもらうと以下のような内容が書かれてます。

・近代的合理精神の限界
・「論理」だけでは世界が破綻する
・自由、平等、民主主義を疑う
・「情緒」と「形」の国、日本
・「武士道精神」の復活を
・なぜ「情緒と形」が大事なのか
・国家の品格


もしかしたら極端で過激な思想の内容だったりするのかな?なんていう疑念を持ちつつ読んでみたのですが、別にそういうわけでもなかったですね。

おおまかに言うと欧米かぶれした日本人が本来持っているハズなのに忘れている大事なものを取り戻そうっていう話ですよね。


例えば、日本には四季があります。

そのことが日本人の情感に大きく影響を与えていることは事実でしょう。

日本は古来から農耕社会であると同時に、地震や洪水などの自然災害とも密接な生活環境でもあるので自然と調和することを余儀なくされてきました。

自然を神のように敬意と畏怖を感じてきた日本人としては、自然を支配しコントロールしようとする欧米思想に昔はもっと違和感を感じていたハズです。

ところがそうゆう「自然に対する感受性」が鈍感になってきたものだから、平気で環境破壊をするようになってきたっていうのは確実にあると思います。

そうゆう意味でも日本こそ環境問題に一番危機感を持ち、敏感に鋭い意見が言える国ですよね。


著者は「自由と平等」はアメリカが作り上げたフィクションだとハッキリ言いきっています。

これは自分もかねがね違和感を感じていたことでしたね。

そんなものあるわけがないんです(笑)。

人は生まれながらにして不公平ですし、みんながみんなそれぞれの自由を主張して行動してしまったら収拾がつかなくなってしまいます。

自由と平等を強調するということはものすごい綺麗事を並べてその場その場で都合のいい解釈をしていい加減な行動をすることが可能だっていうことです。

アメリカの9.11の報復やイラクへの介入の仕方を見ればそうゆうのがよく出てますよね。


みなさんは日本が好きですか?

日本人であることをどう思いますか?

愛国心とか言うと非常にきな臭いニュアンスを感じてしまいますが(なので作者はあえて「祖国愛」という言葉を使っています)、自分は単純に日本という国が好きですし、この国に生まれてこれたことをありがたく思ってます。

でも日本のために死ねるかなんて聞かれても絶対死ねませんけどね(笑)。

死ねるとしたら自分が愛する人のためだけでしょう。

それにしたって実際に死ねる覚悟があるか問われれば自信ないですけどね(爆)。

そうゆう気構えはないですが、少なくとも日本人として誇りを持てるようなことをしたいっていうのはありますし、日本人ならではの国際貢献の仕方っていうのは興味のあるところです。

そのためにも先ず日本が恥ずかしい国であってほしくないっていうのはありますね。

安倍晋三の言う「美しい日本」には果てしなく疑問を感じますが、昔から受け継がれて来ている「日本のこころ」っていうものはもう一度見直されるべきでしょうね。

日本語、文化、伝統などなどその肝って一体何なのか?っていう。


そもそもこの本を手にとったのは、「最近、やたらと品の無い人間が増えたなあ」っていうのを感じるようになっていたからです。

これって自分の美学とか哲学を持った人が少なくなってきたってことだと思うんですよ。

勿論、思いやりだとか優しさにも関係しています。

先日も書きましたが、今の世の中には「清く、正しく、美しく」ってもっとも必要なことだと思うんです。

これを浅はかな論理的思考なんかではなくて、深い情緒の部分で行動できるかどうかってとても大事なことだと思います。

「品」を感じるセンスってそうゆうことだと思いますからね。

だからこそ、「人が生きていく上で何が大切なのか?」っていうことと向き合う必要があるんですよね。

それを見失ってるから「心の豊かさ」とは遠いものを選んでる人達も多いんじゃないでしょうか?

そして自分が本当に信じたいものを信じられずに心を病んでしまう人が多い世の中になってしまってるような気もします。


この本に書いてあることは世間一般にはびこっているグローバリズムとは逆を行ってるのでショッキングな部分もあったんですけど、大変イイ刺激になりました。

少なくとも日本人として忘れてはいけないものを再確認させてくれる本でもありましたし、変に自信も持たせてくれます(笑)。

人でも国でも、「何をもって尊敬されるのか」っていうことを考える必要があると思います。

是非とも読んでみて下さい。




     Jazztronik『Samurai-侍 (Album Version)』を聴きながら…。
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  1. 2007/03/18(日) 21:20:21|
  2. 本・マンガ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:3

天使はお空に帰っていきました。。。 | ホーム | 「清く、正しく、美しく生きたい」

コメント

珍しく?

JIN兄にしては珍しく?絶賛だねぇ。

おいらもちょうど1年位前に読んだよ。
ちょっと武士道をプッシュし過ぎてる辺りが
鼻についたけど、(武士道で何でも解決みたいな)
指摘していることはうなずけることばかり。

アメリカ偏重の今の日本に対してのアンチテーゼ
としては良い本だと思う。誰かさんもこれ読んでさ、
教育再生とか言う前に日本の文化を学ぶような授業を
作ったりすればいいのに(笑)
  1. 2007/03/18(日) 23:52:12 |
  2. URL |
  3. more glober #S4i67ftY |
  4. 編集

久々にコメントしてみたり(笑)

ハケンの品格、毎週チェックしてましたよ

篠原涼子と大泉洋の最後は、金子賢の役どころと関係する
ところで終わりです
(笑)

ホームページは、そのうち新しいものを作ります。
あくまでそのうちなので、いつできるかは、わかりませんが(爆)

今のページは、放置してたら、いつのまにかアクセスできなくなっているようです(笑)
お金はちゃんと払ってるんですけどね(爆)






  1. 2007/03/19(月) 00:00:46 |
  2. URL |
  3. よっしー #- |
  4. 編集

>もあっち
レスがメチャメチャ遅くなってしまってごめんなさい!!
たまってくるとできへんもんやねえ…(汗)。
盆休みということで一気にレスしています(笑)。

『国家の品格』はあれぐらいのバッサリ感がないとインパクトもなかったやろうしね。
目を覚ます意味でも良かったんちゃうかな。
もあっちの言うようにアメリカ偏重のアンチテーゼっていう意味ではいいと思うよね。

確かに日本独特の「情緒」とかってかなり大事やと思うしね。
日本人なのに日本の文化に無知なのはかなり恥ずかしいことやと思うし、ちゃんと根っこを見つめる教育をしないとこの国もますますガタガタになってまうなあって思います。


>よっしー
ほんまにすっかりレスを放置してしまっててごめんなさい!!
元気にしてるかな?

ハケンの品格結局最後が気になったままです(笑)。

最近はブログとかSNSが全盛やから、あまりホームページを作る人もいなくなってきたと思うんやけど、まだ新しいのを作る意欲は残ってるかな?(笑)

  1. 2007/08/12(日) 11:59:42 |
  2. URL |
  3. JIN #- |
  4. 編集

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