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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

再結成生ポリスと生ブンブンをハシゴした日

Synchronicity Live


2008年2月10日(日)、数年前まではもうきっと見れないものと思っていたTHE POLICE(ポリス)が大阪にやってきた。

ベースを弾きながら歌うスティング、ギターのアンディ・サマーズ、ドラムスのスチュワート・コープランドという3ピースバンド。

1970年代後半から80年代半ばまで活躍していた伝説のロックバンドだが、当時パンク調のロックの中にレゲエやジャズの要素を持ち込み、ニュー・ウェイヴなどとカテゴライズされたりもしたそのサウンドは今聴いても全く色あせてはいない。

ロックのアグレッシヴさを持ちつつも、どこか知的でポップなものを感じさせてくれたところなんかが、今もなお多くのミュージシャン達にとっても影響を与えている所以だろう。

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LIVE会場は京セラドーム大阪

チケットはギリギリまでソールド・アウトしていなかったと思うが、やはりポリスのことを知らない世代も増えていることだろうから当然と言えば当然か。

開場時間午後5時で、開演時間午後7時半

余裕で間に合うと思っていたが、出る直前にチケットを確認して焦ってしまった。

それは午後6時半からFiction Plane(フィクション・プレイン)なる前座バンドの演奏のスタート時間がわかりづらく印刷してあったのだ!

時計を見ると既に6時半を回っている!

オレは慌てて自転車をすっ飛ばした。

自転車をこいでいると曇った夜空に緑色の光の筋が見えた。

上空にはやたらとヘリが飛んでいる。

オレはあそこを目指せばいいんだと思った。

ドームに着いた時にはもう7時を回っていた。

中に入るとわりと賑やかなロックな感じの演奏の音が漏れてきていたが・・・。

♪ジャ~~~~ン

「オヤスミナサーイ!!」

オレがまともに耳にしたFiction Planeのサウンドはギターの最後の一音と、この一言だけだった。

これからポリスを見るのに何でオヤスミナサイなんだ?

このFiction Planeは後で聞いて思い出したのだが、スティングの息子のバンドである。

結局、彼らの姿は一目も見ることは無かった・・・。


オレの座席は一番安い8000円の席で、一塁側スタンド上段だったが、わりとステージには近い方だったのでまだマシだったかもしれない。

客層は今までに行ったLIVEの中では一番年齢層が高かったように思う。

これだけ自分より年上と思われる人達がたくさんいるLIVEも久々な気がした。


開演時間の7時半を少し回ると、開場にBob Marley(ボブ・マーリィ)『Get Up, Stand Up』が大きく鳴り響いた。

さあ用意はいいかい?とでも言うように、客席もまたそれに応えるかのように歓声を上げながら立ち上がっていた。

とは言え、それはアリーナ席の話で、オレの周りのスタンド席はステージから遠いせいもあってか、やはり距離を感じずにはいられないものがあり、ほとんど座っていたけども。


暗転して最初に聞こえてきたのはギターのリフだった。

いきなりオレの大好きな曲『Message In A Bottle 孤独のメッセージ』だ!!

この曲は洋楽ロックの中でもオレの5本の指に入るぐらい大好きな曲である。

ああ、今本当に生のポリスの演奏でこの大好きな『Message In A Bottle』を聴いてるんだと思うと興奮せずにはいられなかった。

ポリスはたった3人のみでドームのステージに立っていた。

この大会場でこのシンプルなサウンド。

正直彼らの音楽はドーム級の会場には似合わない。

それでも3人だけで作り上げる音楽がこんな大会場で奏でられてることが痛快ではあった。

アンディ・サマーズがあまりにもチビッコなおじさんのせいか、スティングがやたらとひょろ高く見えたのも面白かった。

スチュワート・コープランドのドラミングもただ者ではなくカッコイイ。

『Message In A Bottle』を聴いていてちょっと気になったのがスティングの声だった。

いきなり高音で若干ひっくり返り気味だったので、大丈夫かな?と思ってしまった。

案の定、後半の曲では原曲よりもキーを下げてるものも多かった。

もう60近くになるわけだから、ハイトーンが出なくなってくるのもいたしかたない。

かつての声の伸びは衰えつつあったが、うまく味の出る歌い回しができるところがさすが場数を踏んで来たベテランの技術だと思った。

それに元々この人の声は特徴的で、ヴォーカリストのオレもすごく羨ましくなるような声を持っている。

誰でも無いものねだりはしてしまうものなのだ。


曲のキーが変わるということは、アレンジも成されているものが多かった。

ライヴは生モノだから、原曲とはまた違った感じで聴けるのも楽しいところだったりする。

ステージと客席で声の掛け合いができるのもライヴならでは。

最初は比較的おとなしめに感じていた大阪の会場も、曲が進むに連れてどんどんあったまっていくのがわかった。


ステージはシンプルだったが、三つのビジョンと『Synchronicity』のジャケットを思わせる赤、青、黄のカラーと黒とのコントラストをうまく使った舞台装置が強く印象に残った。

選曲もベスト的な内容で大満足。

1.Message In A Bottle

2.Synchronicity II
http://www.youtube.com/watch?v=_UlSK4WVZ9A
3.Walking On The Moon
http://www.youtube.com/watch?v=ltUiKvNsgJ0
4.Voices Inside My Head
http://www.youtube.com/watch?v=h8wMe9ZNm54
5.When The World Is Running Down
http://www.youtube.com/watch?v=DXUO_nUGc1s
6.Don't Stand So Close To Me
http://www.youtube.com/watch?v=gXU8kCrRHJY
7.Driven To Tears
http://www.youtube.com/watch?v=Hn9a4BO2YOE
8.Hole In My Life
http://www.youtube.com/watch?v=rvVjQSZwlPE
9.Every Little Thing She Does Is Magic
http://www.youtube.com/watch?v=s5W2Vr6HU7s
10.Wrapped Around Your Finger
http://www.youtube.com/watch?v=BRoUpDON0_0
11.De Do Do Do, De Da Da Da
http://www.youtube.com/watch?v=6SojAZ0X1e0
12.Invisible Sun
http://www.youtube.com/watch?v=_hFydh-QhPA
13.Can't Stand Losing You
http://www.youtube.com/watch?v=xRVtUpfvb3Q
14.Roxanne
http://www.youtube.com/watch?v=l-xsXlwYBus
Encore 1
15.King Of Pain

16.So Lonely
http://www.youtube.com/watch?v=BGnqjZFdhkY
17.Every Breath You Take

Encore 2
18.Next To You
http://www.youtube.com/watch?v=Q12EoUKb4pQ

欲を言えば『Synchronicity I』も聴きたかった。

『Every Breath You Take 見つめていたい』が終わって、スティングも

「ドウモアリガトウ!」

と言って引き上げていったので、完全にもうこれで終わりだろうっていう雰囲気になってたところ、ステージに残ってるアンディだけがまだまだやる気満々の姿勢を見せていた。

客席に人差し指を立てながら「もう1曲やるぞ!」とアピールし、メンバーにも戻って来いよと手招き。

これは勿論演出なのだろうが、こんな風にやられては盛り上がらないわけにはいかない。

小さいおじさんがまだギターを弾こうと頑張ってるんだから。

『Next To You』を演奏した後は3人が手を繋いで礼をしてから今度こそ帰っていった。

素晴らしいものを見せてもらった。

熟練の演奏に酔いしれた。

次はいつ見れるかわからない。

もう見れない可能性の方が高いだろう。

だから、今回はWブッキングしていたBOOM BOOM SATELLITES(ブンブン・サテライツ)のライヴよりも優先したのだった。

ポリスの演奏はおよそ100分ほど。

終わったのが午後9時15分ぐらいだっただろうか。

オレは考えた揚げ句ドームからブンブンのライヴ会場であるなんばHatchまでイチかバチか自転車ですっ飛ばすことにした。



ブンブンの開演時間午後8時

もしかしたら午後10時ぐらいまではやってるのではないかと思ったからだ。

ドームという大会場では退場にも苦労する。

それでも大正から難波までおもいっきり自転車をすっ飛ばし、なんばHatchに着いた。

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入り口で係員にハァハァ息を切らせながら

「まだやってますか?」

と尋ねたところ

「今もうアンコール始まってるんで」

と言われてガクッときたが、とりあえず間に合った。

一番後ろに立ったが、同じライヴでもこうも雰囲気が違うものかとしみじみと感じてしまった。

オールスタンディングで年齢層も若く、会場のライヴの熱というものはすごく伝わってきた。

ブンブンの音楽はいわばクラブミュージックとロックがクロスオーバーしていて、そのどちらのノリも持っているところが最大の魅力だったりする。

強烈なビートとエレクトロニックなシーケンスサウンドがいかにも今ピークにある音楽という気がして、先程の成熟したポリスのサウンドとの時代の違いみたいなものをまざまざと感じた。

ブンブンの二人はオレとほとんど同世代だが、その人達がこんなカッコイイ音楽で次世代の人達を魅了してることは嬉しく思った。

そしてまたオレ自身の感性が鈍っていないことを客観的に再確認したりもした。

ほんの2、3曲しか聴けなかったものの、その場に来て少しでも熱を感じて帰ってこれたことで今回は良しとしよう。

『Ghost and Shell』




音楽は不滅だ。

時を超え、国境を超え、何かを訴えかけてくる。

そしてまた、生で音楽のある時間と空間を共有できる機会というものは、疲れた毎日にとても潤いを与えてくれるものだろう。

ただ人が年を重ねていくということはどうしようもないことなんだとも思い知らされた日だった。

同じ老いていくなら自分もあんな風に素敵に年を重ねていきたいものである。


明日は大阪城ホールBjork(ビョーク)が待っている。





     The Police『Every Breath You Take』を聴きながら…。
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  1. 2008/02/24(日) 09:01:27|
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