FC2ブログ

JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

西の魔女が教えてくれたこと

西の魔女が死んだ

最近も相変わらずいろいろ映画のDVDは観てるんですが、もうどの作品もいちいち取り上げてあれこれ書いてる余裕とパワーがありません(笑)。

そんな中でこれはちょっと書いておきたいと思ったのが『西の魔女が死んだ』

中学に入学したばかりの頃にいじめが原因で不登校になったまいが、しばらくの間森の中に住むおばあちゃんの元で「魔女」になるための修行をする話。

とは言ってもそんなファンタジー的な「魔女」の話ではないです。

出演はサチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南朋、木村祐一、高橋克実といった面々。

この映画ではまいとおばあちゃんとのやりとりを通して、いろいろ考えさせられたり、学ぶべきものがありました。

おばあちゃんが修行で常々言ってることは、「物事の正しさをキャッチするアンテナ」「何事も自分で決める力」でした。

おばあちゃんはある時こんなことを言ってました。

「私には毎日のちょっとした変化が楽しみなんです。草木や庭の様子のね。だから変化を前もって知る必要はありません」

こんな風に自然の中での変化に感動を覚えることで、ささやかな幸せを感じられる気持ちって大切やなあって改めて思いましたね。

それができれば、変に先々のことに過剰に不安にならなくてすむのかもしれません。

自然のように「あるがまま」

人も自然の一部ですからね。


人は死んだらどうなるか?というまいの質問に、死んだ事がないのでわかりませんと言ったおばあちゃん(笑)。

おばあちゃん「死ぬということは、魂が、身体から離れて、自由になることだとおばあちゃんは思っています。魂は、身体が無くなってからも、長~い旅を続けなければなりません」

まい「じゃあ、魂は私なの?」

おばあちゃん「まいは、魂と身体が一緒になって、まいなんですよ」

まい「じゃあ、死んだらこうやっていろいろ考えてる私の意思はどうなっちゃうの? 私は、それが消えて無くなるのが一番怖いの」

おばあちゃん「そうねえ…。よくお腹が空くと怒りっぽくなる人がいますよねえ? それって身体の意識に、影響を与えて怒りっぽくなるわけでしょ? その身体が無くなるんですから、死んだ後のまいが今のまいと同じだとは言えませんね?」

まい「だったら、身体なんかいらない。なんだか苦しむために身体があるみたい。あの鶏だって、身体を持つ必要があったの?」

おばあちゃん「でもねえ?まい。魂は身体を持っているからいろいろなことが体験できるんです。いろいろなことを体験しなければ、魂は成長できないんですよ?」

まい「成長なんて…しなくたっていいじゃない」

おばあちゃん「本当にそうですね。でもそれが魂の本質だから仕方がない。草や木が光に向かって伸びていくように、魂は成長したがってるんです。それに身体があると、楽しいこともいっぱいありますよ? 
 まいは、このラベンダーとお日様の匂いがするシーツにくるまっている時、幸せだと思いませんか? 
 寒い冬に、日だまりでひなたぼっこしたり、熱い夏に木陰で涼んだ時、幸せだと思いませんでしたか? 
 初めて逆上がりができた時はどうでしたか? 
 おばあちゃんが死んだら、まいに報せてあげますよ」


この季節は出逢いと別れの季節…。

オレも春が来る度に、先日も書いたように20歳で白血病で亡くなったネッ友さんのことや、今週で4周忌を迎える23歳で劇症肝炎で亡くなった元スタッフのCちゃんのことを思い出します…。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-460.html
http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-53.html

魂と肉体については時々考えたりもしますけど、答えが出るもんではないですよね。

信じるかどうかっていうレベルの話で何が真実なのかはわかりません。

でもオレもこのおばあちゃんのような考えをすることで、人生に意味を見出そうとしてるところはあります。

つまり「魂の成長」っていう部分ですね。

これを感じようとするから「誰かのために」って思えますし、心も豊かになっていけるんやと思います。


おばあちゃんの教えの中に先日書いた「許す」に関することも出てきました。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-740.html

おばあちゃん「いいですか?まい、これは魔女修行で最も大事なレッスンのうちの一つです。魔女は自分の直感を大事にしなければなりません。でも、その直感にとりつかれてはダメなんです。
 まいは自分の思っていることが真実だと言いたいんですね? 
 あまり上等でない魔女達はそうやって自分の妄想にとりつかれて自滅していきましたよ? 
 まい、どうかわかってください。これはとても大事なことです。おばあちゃんはまいを責めているんじゃないの。まいは正しいかもしれない。そうでないかもしれない。大事なことは、今はまいの心が、疑惑とか憎悪でいっぱいになっているということです。」

まい「私は、真相が明らかになった時に初めて、この疑惑や、憎悪が無くなると思う」

おばあちゃん「そうでしょうか? 私はまた新しい憎悪や憎しみが生まれるだけだと思いますけどねえ? そうゆうエネルギーの動きは、ひどく人を疲れさせると思いませんか?」


人間「負」の方向にエネルギーを引っ張られると心がとても消耗してしまいます。

そんなエネルギーで振り回そうとする相手とはなるべく関わらない方がいいのかもしれませんが、人間関係上そうゆうわけにもいかなかったりしますからね。

未熟な人達の中で自分も学んでいくこともあるわけで、それこそ修行なのかもしれません。

憎悪や嫌悪感をどう乗り越えていくか?

「許す」ということは「最大の試練」なんやと思います。


他にもいろいろハッとさせられることを言ってくれるおばあちゃんでしたが、映画自体はけっこう静かにゆるやかに流れていく映画でしたね。

そんなに起伏の激しい場面は無い反面、水が土に浸透していくような、そんな感じの映画に感じました。

緑が綺麗で、空気がおいしそうに感じられました。

地域開発という名目は自然破壊と変わらないってことも、もうじきオレの実家が高速道路の下になり、故郷の自然が消えて無くなることともダブってしまいましたね…。

この映画にはたくさん考えさせられました。

★8つ






虹

今日はこの映画の主題歌だった手嶌葵『虹』のPVをどうぞ♪

この曲は作詞作曲が新居昭乃って言うアニメソングなんかもよく手がけていて、ちょっと菅野よう子なんかともダブりますね。

曲調もどこかノスタルジックな感じのものを得意としてる人の曲なんで、こうゆうアコースティックなピアノの曲もまた沁みてきます☆





     手嶌葵『虹』を聴きながら…。

スポンサーサイト





  1. 2009/04/06(月) 21:05:44|
  2. 映画・ドラマ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

新型iPod shuffleが面白い♪ | ホーム | 朝は『めざましテレビ』&『とくダネ!』派

コメント

とても読みやすくてよかったです!
まだその映画を見たことがないもですが、これを見て、見てみようと思いました!
  1. 2009/04/20(月) 12:49:18 |
  2. URL |
  3. ピか #- |
  4. 編集

Re: タイトルなし

>ピかさん
とても読みやすくてよかったなら嬉しいです♪
かなり地味で淡々と進んでいく映画ではあったんですけどね。
それでも何か残ってしまうのはおばあちゃんの存在感と説得力故やと思いますね。
まいとおばあちゃんとのやりとりを通して、大人である自分もいろいろ考えさせられたりするわけですが、いろんな年代の時でまた物事の深みの感じ方が違うことを気付かせてくれる映画かもしれません。
だからまた何年か後に観たくなることやと思います。
評判もイイんで是非一度は観ておいて損はない映画だと思いますよ☆
  1. 2009/04/21(火) 05:31:12 |
  2. URL |
  3. JIN #- |
  4. 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://jinnn.blog6.fc2.com/tb.php/745-61ebf559

| ホーム |