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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

君と僕が過ごした歳月を思い出しながら見送って

象の背中

先週『象の背中』という映画を地上波で放送してました。

前から気にはなってたんですけどね。

「象は、自らの死期を察知した時、群れから離れ、死に場所を探す旅に出るという。」

出演は役所広司、今井美樹、塩谷瞬、南沢奈央、井川遥、手塚理美、笹野高史、岸辺一徳、高橋克実、伊武雅刀、益岡徹、白井晃、小市慢太郎、久遠さやかなどといった面々。

原作はあの秋元康で、監督は井坂聡

幸せな家庭を築き、会社での地位も得て、順風満帆に暮らしていた役所広司演じる藤山幸宏(48歳)は、ある日突然末期の肺がんで余命半年だと宣告されます。

藤山は延命治療をせず、残された時間を生き抜こうと決意し、今まで出会ってきた人達に直接会って伝えたかったことを伝えて行くんですけどね。

以前、『最高の人生の見つけ方』という映画を観た時にもあれこれ書きましたけど、余命がどれぐらいか告げられたとしたら・・・。

http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-705.html

オレも同じように大切に思ってる人たちに会ってから死にたい。

大切なことを伝えられるだけ伝えてから死にたい。

そんな風なことを考えたもんです。

この『象の背中』、藤山が直接会って話をする中でその人間関係において、いろいろ胸を打つ場面は多かったですが、家族愛、夫婦愛、親子愛、兄弟愛、友情などいろいろ考えさせられましたね。

「初恋の人や親友だったり、都合のイイ連中としか会おうとしてなかった…。会って謝らなきゃいけない連中が、何人もいるってのに…。疲れた…。なんだか疲れたよ…」

仕事で裏切ってしまった相手と会った後に、藤山がこんな風にもらしました。

確かに会いたい人達って自分に都合のイイ人達ばっかりなのかもしれません。

だいたい相手も会いたいと思ってくれてるかどうかもわかりませんしね(笑)。


ただこの映画では腑に落ちないこともありました。

基本的にタバコ吸ってる奴が肺がんになっても自業自得やとは思ってるんですが、結局死ぬまでタバコをやめようとしなかったこと。

それと何と言っても藤山には愛人がいたこと。

こういった部分がオレにはどうも引っかかって素直に感動できない自分がいましたね。

今井美樹演じる奥さんが寛大な人で、井川遥演じる愛人さんに「今までいろいろありがとうございました」と感謝して深々と礼をするシーンがあるんですけどね。

複雑ですよね…。

すごくイイ家庭を築いてるにも関わらず、愛人がおったんかい!っていう。

結局藤山にとって奥さんも大事やったけども、愛人にも支えられながら充実した人生を送れたっていうことになります。

この辺がある意味リアルでしたけどね(笑)。

これはまあ夫が後余命いくばくもないことがわかってるから妻としても寛大になれたのかもしれないですよね。

それでも素直に愛人に感謝できてしまうよくできた奥さんなんてそうそういるもんじゃありません。

それだけ藤山は幸せな出会いができていたってことでしょうね。

「愛する者たちに見送られたい」

彼に限らず本当は誰もがそう願ってるのかもしれません。


この映画で感心したのは何と言っても役所広司の演技のうまさ!

ほんまに主演男優賞にいつもノミネートされるのもつくづく納得。

男子トイレで便器にしがみつきながら崩れ落ちて苦しむシーンなんかは鬼気迫るものがありました。

それと本来イイシーンでこんなん言うたらあかんのかもしれませんが、南沢奈央演じる娘が浜辺で突然チアリーディングするシーンがすごくイタく感じて笑ってしまったんですよね(笑)。

それでもみんな素晴らしい演技をしていてイイ映画やったんで、観てない人は是非観てみたら良いかと思います。

★8つ







旅立つ日

今日は『象の背中』ということで、知ってる人もいるかと思いますが、JULEPS(ジュレップス)『旅立つ日~完全版』を聴いてもらいましょう。

この象のアニメと歌詞がめっちゃ心に沁みて涙が出てきそうになること間違い無し!

『誰も知らない泣ける歌』でも初回で紹介された曲ですね☆





     JULEPS『旅立つ日~完全版』を聴きながら…。



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  1. 2009/05/12(火) 05:30:48|
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