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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

なかなか華やかだったハプスブルク展

一昨日は、京都国立博物館まで『THEハプスブルク Treasures of the Hapsburg Monarchy』』という特別展覧会に行って来ました。

京阪七条駅を降りて徒歩数分、三十三間堂の真ん前です。

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午後から行ったんですが既に長蛇の列で30分待ち。

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京都らしく着物姿の女性もちらほら。

この展覧会が何でこんなに人気があるのか正直言ってオレはあんまりよくわからないんですけどね。

ただTVのCMで見かけるような展覧会ってやっぱりそれなりに人が集まってくるようです。

改めて絵画ファンの多さに気付かされました。

この展覧会はどういったものかと言うと、

「日本とオーストリア・ハンガリー二重帝国(当時)が国交を結んで140年の節目にあたる今年、ウィーン美術史美術館(オーストリア)とブダペスト国立西洋美術館(ハンガリー)の所蔵品からハプスブルク家ゆかりの名品を核に選りすぐり、絵画の至宝75点に華麗な工芸品を加えた計約120点を展覧する大規模な美術展を開催いたします。
ヨーロッパに600年以上君臨したハプスブルク家の歴代の王たちは、芸術を庇護し、愛し続けました。本展では、宮廷画家として活躍したデューラーやティツィアーノ、ベラスケス、ルーベンスらハプスブルク家ゆかりの巨匠たちに、クラナッハ、ラファエッロ、エル・グレコ、ゴヤらを加えた、総勢約50人もの大家たちによる逸品が集結します。イタリア絵画、オランダ・フランドル絵画、ドイツ絵画、スペイン絵画の代表作を紹介する本展は、16世紀から18世紀にかけての西洋美術の系譜と真髄をたどる絶好の機会となるでしょう。また、ルドルフ2世の宮廷芸術家だったミゼロー二の工芸品や、皇帝が実際に装着した甲冑や盾などは、ヨーロッパ貴族の華麗さと剛健さを伝え、展覧会に彩りを添えています。」


と、なかなか華やかな内容。

そして、ハプスブルク家については、

「13世紀に勃興して20世紀初頭までヨーロッパに君臨したハプスブルク家は、巧みな結婚政策によって勢力を拡大し、神聖ローマ皇帝も数多く輩出した名門王家です。歴代の王たちは、優れた審美眼と熱意をもって芸術保護に乗り出し、ヨーロッパ美術の真髄を伝える質の高いコレクションを形成しました。デューラーを庇護したマクシミリアン1世、ティツィアーノを召し抱えたカール5世、多数の宮廷画家を擁したルドルフ2世、ベラスケスを側近としても重用したフェリペ4世、1400点にものぼる絵画を集めたネーデルラント総督レオポルト・ヴィルヘルム大公等々、名だたる巨匠と名画の数々に魅了された王たちの成果は枚挙にいとまがありません。女帝マリア・テレジアとその息子ヨーゼフ2世は、作品を宮殿に移し一般公開を始めました。その膨大なコレクションは、ハプスブルク家の威光を示す豪華絢爛さだけでなく、歴史的意義や学術的な質の高さという点でも、特筆に値するものです。」

ということですが、世界史にすっかり疎くなってしまっていた昨今、ちょっと勉強にもなりましたね。

展示会場は以下のように分かれておりました。


(1室)特別出品 明治天皇から皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に贈られた画帖と蒔絵棚
(2・3・4室)イタリア絵画
(5室)スペイン絵画
(中央室)ハプスブルク家の肖像画と武具コレクション
(6室)ドイツ絵画
(6・7・8室)フランドル・オランダ絵画
(9・10室)美術収集室(クンストカンマー)の美術工芸品



最初に日本の美術・工芸品の里帰りを見せられたのはある意味サプライズでしたね。

当時の日本の風物詩なんかも垣間見えて面白かったですし、日本の美術も独特の美しさがあるよなあって改めて思いました。

その後は一気に中世ヨーロッパの世界ということでもうガラッと趣が変わりましたね。

全体的に肖像画や宗教画が多かったような印象がありますが、なんせ宮殿に飾るにふさわしいような大きい絵がたくさんあったので、それだけでも随分見応えはあったように思います。

近くで見た時と遠目で見た時との印象の違いなんかもこうやって生で見るとよくわかりますね。

我々が印刷で見てるものとはもう全く違うんやっていうことを思い知ることになります。

中でも目玉扱いになっていたフランツ・クサファー・ヴィンターハルター『オーストリア皇妃エリザベート』っていう作品は一番大きくて、美しい絵で、オレはだいたい見終わったらほとんど忘れてしまうんですが(笑)この絵は後々まで残るやろうなあっていう感じでした。

他に個人的に印象的だった作品をいくつかあげておきましょう。

意外とふくよかな感じのわりにはおっぱいがそれほど大きく描かれてなかった(笑)グイド・カニャッチ『クレオパトラの自害』

オレの憧れの地であるフィレンツェを描いたベルナルド・ベロット『フィレンツェのシニョリーア広場』

悪魔の顔がリアルで不気味だったバルトロメ・エステバン・ムリーリョ『悪魔を奈落に突き落とす大天使ミカエル』

コルセットで腰をどれだけ細くしとんねん!っていうアンドレアス・メラー『11歳の女帝マリア・テレジア』

なんとなくナイナイの岡村とダブってしまった(笑)かわいらしい男の子の絵、ディエゴ・ベラスケス『皇太子フェリペ・プロスペロ』

生首の切り口が生々しかったルーカス・クラナッハ(父)『洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ』

あまりにもメタリックな質感を見事に描写していたウィレム・クラースゾーン・ヘーダ『ハム、オウムガイのカップ、シャンパングラス、銀のデカンタのある静物』

後は世界三大美女であるハズの小野小町がどこからどう見てもごっつブサイクやったことですかねえ(笑)。

最後にショップで『ベルサイユのばら』の原作者である池田理代子の描いたエリザベート、マリア・テレジア、マルガリータ・テレサのイラスト原画なんかも飾ってありましたが、ファンにとっては垂涎ものなんでしょうね?

オレはベルばらは全然見てなかったんでよくわからないんですけど(笑)。

だいたい全部見て回るのに1時間40分ぐらいかかったでしょうかねえ?

ヨーロッパ絵画展としては以前見たルーヴル展ボルゲーゼ美術展に比べて個人的に面白かったようには思います。

・『ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち』@大阪中之島・国立国際美術館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-777.html
・『ルーヴル美術館展 ー17世紀ヨーロッパ絵画ー』@京都市美術館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-787.html
・『ボルゲーゼ美術館展』@京都国立近代美術館
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-811.html
・『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』@天保山サントリーミュージアム
 http://jinnn.blog6.fc2.com/blog-entry-814.html

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ほんまは三十三間堂も観光したかったんですが、時間的にそんな余裕はありませんでした。

いつもならキル フェ ボンに寄ってスイーツタイムをとるところですが、今回はもうお腹が減ってたんで京都駅まで歩いて、ポルタにある「百年洋食 カフェグリル 東洋亭』の美味しいハンバーグ料理を食べました。

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そこで食べた百年プリンっていうのがスタンダードに濃厚な味がしてこれまた美味しかったです♪

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ただ店員さん達がみんなお疲れ気味なのか愛想がイマイチだったのが残念(笑)。


この次は堺市立文化館『アルフォンス・ミュシャ館 開館10周年 リクエスト展』に行く予定。

それともっと先になりますが、京都国立近代美術館『ルノワール+ルノワール展』神戸市立博物館『ルーヴル美術館展 - フランス宮廷の美 - 』は行く事になるかと思います。



Absolute Greatest

今日はQueen(クイーン)『Bohemian Rhapsody』をLIVEで聴いてもらいましょう♪

あのオペラ風味なところが好きなんですが、この部分は生じゃないのが残念ですね(笑)。





     Queen『Bohemian Rhapsody』を聴きながら…。
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  1. 2010/03/02(火) 19:23:53|
  2. 芸術・文化・イベント|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4

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コメント

こんにちわ♪

私も行きたい展覧会です♪
大のベルバラファンでした。
初恋はオスカル様よ~。
解説ありあがとう。
池田理代子さんの絵が見た~いv-254
  1. 2010/03/08(月) 12:59:27 |
  2. URL |
  3. みき #- |
  4. 編集

Re: こんにちわ♪

>みきさん
この展覧会は3/14までやったと思うんで急いだ方がいいですよ!
最終日はなおのこと人も多そうですしね。
みきさんはベルバラファンやったんですね?
しかもオスカルが初恋やったとは!?(笑)
アニメの主題歌ぐらいは知ってますが(笑)男の子なんで内容は全然見たことないですねえ~。
池田理代子さんの絵は完全に番外編の企画ですが(笑)好きな人にはたまらないんやろうと思います。
確か1枚80000円ぐらいでレプリカも売ってましたが、どうですか?(爆)
  1. 2010/03/09(火) 07:39:27 |
  2. URL |
  3. JIN #- |
  4. 編集

次のミュシャ展気になります♪
結構好きなんですよ~。
以前缶コーヒーにデザインされてたこともあったし。
  1. 2010/03/11(木) 23:45:25 |
  2. URL |
  3. ゆっこ #- |
  4. 編集

Re: タイトルなし

> ゆっこさん
ミュシャ展の日記アップしましたけど、どうも薄っぺらいことしか書けなくてなんだか消化不良気味…。
ややオレの中での感動が少なかったってことになるのかなあ?
絵自体はわりと好きな作風ではあるんですけどね。
缶コーヒーのデザインに使われたりもしてたんですねえ?
ポップなロゴとかともすごくマッチする絵ですよね!
また全国的なミュシャ展をやるみたいですし、そうなったら改めて見てみたいですけどね☆
  1. 2010/03/14(日) 08:55:33 |
  2. URL |
  3. JIN #- |
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