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JIN道的処置 ~心と心の化学変化を信じて~

自分が感じるありのままに、本当に人に伝えたいことや届けたいこと、新たな表現方法など、特に自分の内面を重視して綴ったブログ。そして、心を豊かにしてくれるような音楽や映画、本などもたくさん紹介します!

映画『BECK』に異議アリ!

BECK THE MOVIE Soundtrack

日曜日に映画『BECK』を観に行ってきました。

『BECK』は原作マンガは読んだことないんですが、以前深夜アニメをやってた時にけっこうチェックしていたんで、登場キャラやある程度の内容は知ってるわけです。

オレが元々バンド人間やったこともあって、『NANA』なんかもそうですけど自然と興味津々で楽しんでいた作品でしたね。

だから実写化されるって聞いてやっぱり気にならないわけがなく、これはもう絶対観に行かないとなあって思ってました。


今一番人気があるみたいなんで混んでるか心配でしたが、意外と大丈夫でしたね。

中に入るとやたらとティーンばっかりでそれに驚きました!

ひょっとしたらオレが一番年上とちゃうか?っていうぐらい(笑)。

最近はアニメの『けいおん!』なんかの影響でバンドをする若い子達も多いらしいので、この『BECK』にも興味持った子達も多いのかもしれません。


マンガ原作の実写化花盛りの昨今、この『BECK』もイメージを壊されることを危惧して反対する人達も多かったんでしょうけどね。

オレはもう映画監督達が実写化に挑戦する意欲を確認するのは大好きな方なので、映画は映画として楽しめればいいと開き直っています。

この『BECK』『20世紀少年』を実写化した堤幸彦が監督。

まあこの人が作ったんなら大きくハズすということはないやろうとは思ってました。

出演は水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、中村蒼、向井理、惣那汐里、カンニング竹山、松下由樹、倉内沙莉、桜田通、ブレット・ペンバートン、トッド・シムコ、水上剣星、古川雄大、中村獅童、川野直輝、高橋努、フロイド・リー、サンキ・リー、竹中直人、桂南光、有吉弘行、品川祐、蝶野正洋、もたいまさこ、羽鳥慎一といった面々。

さて、ここからはチョイとネタバレも含むんで、これから観ようと思う人はここまででやめておいた方がいいです(笑)。

とりあえず結論から言わせてもらうと、面白かったです!

自分がバンドをやってたこともあって、感情移入しやすかったのもありますしね。

音楽にピュアやった時のことを思い出して青春がよみがえってきたような気持ちになりました。

ああゆう熱さって大好きです。

それぞれのキャラに対する違和感みたいなものも思ってたよりかはそれほどなかったですし、桐谷健太千葉なんかは最高にハマリ役でした(笑)。

だからまあこれはこれでアリなんじゃないかと、楽しめましたね。

で、『BECK』を成功させるには何と言ってもその「音楽」が肝になってきます。

ここで説得力を出せなかったら全てが台無しになってしまいます。

映画は「グレイトフル・サウンド」っていう野外フェスティバルのシーンをクライマックスに持ってきて、そこに向けてストーリーが進行していきます。

だから、先ずはBECKっていうバンドの音楽的なものやパフォーマンスでちゃんと説得力を出せるのか?

それはThe Dying Breed(ダイイング・ブリード)Belle Ame(ベル・アーム)なんかのバンドの音楽にしてもそうですけどね。

ここの部分でスケールが小ちゃく見えてしまったらもうダメです。

でもこれはかろうじてクリアーしてたようにも思いますね。

かろうじて・・・って言うのはやっぱりこっちは今まで数々のホンモノを観てきてるわけですから(笑)、当然実際の一流アーティスト達っていうのはこんなもんやないでっていうのも知ってますからね。

それと最大の見せ場である野外フェスのシーンですが、これは2009年のFUJI ROCK FESTIVAL終了翌日に苗場スキー場で撮影されたそうです。

だからそこはほんまに良かったとは思います。

じゃあ、一体オレは何に異議アリなのか?

いや、これはオレだけではなかったと思います。

この映画の致命的問題点は、コユキの歌声が無かったということです。

佐藤健演じるコユキの歌声はその場にいる誰もが振り向くぐらいの凄いモノがあるわけですが、これだけはさすがに実際に聴かせて説得力を持たせる自信はなかったらしく、完全に観る者の想像力に委ねさせてました(笑)。

つまり、コユキが歌うシーンになるとバンドのインスト演奏だけになってしまうという…。

これってねえ、冷めちゃうんですよねえ。

近くの高校生達も失笑してましたよ(苦笑)。

最初はちょっと出し惜しみさせておいてっていう演出なんかなあ?って思ったんですが、結局最後までそれをブッ通してしまいましたからね。

あのステージを観てる観客もみんながみんな演技してるんやっていうのが見えちゃってその度に現実に引き戻されちゃってしらけるんですよ。

作り手側が完全に逃げちゃいましたね。

そりゃ、それだけの歌を佐藤健が歌えるわけがないやろうし、仮に口パクで他の歌手の歌をのっけたとしても全員を納得させることなんて不可能だってことはよくわかりますが…苦肉の策やったんでしょう。

どちらにせよ文句を言われるんやったら、みんなの頭の中で歌声を想像してもらった方がいいやろうっていうことやったんでしょうね。

アニメの方なんかはHUSKING BEE平林一哉がちゃんと歌ってたから、個人的にはイチかバチかチャレンジしてほしかったですけど。

そもそも原作を知ってる人ばっかりが映画を観るわけやないんやから、そこで映画なりにあの歌を表現しようとしないっていうのも何だかなあ?と納得がいかなかったりします。

こんな風にコユキは歌ってませんでしたが、千葉の方はちゃんと歌ってるんでCMでもそこがよく使われてますよね。

あの『EVOLUTION』っていう曲は明らかにRage Against The Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)『Guerrilla Radio』からインスパイアされてるのがモロわかりですけど(笑)。

コユキの曲はOasis(オアシス)からの影響が大きいでしょうね。


マンガのスケール感だけで言うと実写化はこの辺りまででやめておいた方がいいのかもしれません。

でないとますます音楽的な部分での説得力が無くなってしまいそうですからね。

ほんまはBECKの活躍の続きを観てみたいっていう気持ちもすごくあるんですけど。

それでもこうゆう音楽に愛を感じてる人達の話っていうのは嬉しくなってくるんで大好きやし、青春映画も大好きなんでオレの中での評価はけっこう高いです。

★9つ








BECK the movie~OFFICIAL INSPIRED BY...

今日はじゃあBECK『EVOLUTION』Rage Against The Machine『Guerrila Radio』を続けて聴いてもらいましょうか(笑)。

まあROCK好きな人はレイジからだけでなくいろんな曲からのフレーバーを感じ取ることができるかと思います。










今回は神戸国際松竹会館で観たんですが、映画までちょっと時間があったんで同階のMother Moon Cafeでスイーツタイムをとってました。

先週は三宮本店に行ったんで奇しくも2週連続でMother Monn Cafeになったわけですが、本日のスペシャルケーキが美味しかったですね♪

4986606004_1bea5abdd2_m.jpg


     BECK『EVOLUTION』を聴きながら…。
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  1. 2010/09/14(火) 20:01:34|
  2. 映画・ドラマ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

人にはいろんな色があっていいんだ。『カラフル』 | ホーム | 浮世絵の美人ってほんまに美人やったんやろうか?

コメント

お久しぶりです ようやく涼しくなってきましたねー今年の夏の暑さに負けてあまり出かけてもいなかったのですが ボストン美術館展は行ってきました
BECKの水嶋ヒロさんの噂を今日聞いたんですが 守口のタワーマンションに住んでるという??ほんとかなあ・・?    sarara
  1. 2010/09/24(金) 21:04:55 |
  2. URL |
  3. sarara #- |
  4. 編集

Re: タイトルなし

>sararaさん
お久しぶりですね!
猛暑から一転して肌寒くなってしまいましたが、体調は大丈夫でしょうか?
ボストン美術館展はまだレポを書いてないですけど、そのうち忘れないうちに書いてしまいたいとは思ってます(笑)。
今んところ次に行く予定はヴィンタートゥール展でしょうかねえ。
後はもしかしたらマン・レイ展、カボディモンテ美術館展あたりにも行くかもしれません。
絢香が大阪に住んでるんで、当然水嶋ヒロも一緒にいるハズです。
実際に噂も聞きますしね。
でも守口のタワーマンションっていうのは知りませんでしたが。
水嶋ヒロが大阪歩いてたらかなり目立ちそうですけどね(笑)。
  1. 2010/09/28(火) 03:29:59 |
  2. URL |
  3. JIN #- |
  4. 編集

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